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映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

【映画】『ボックストロール/The Boxtrolls(原題)』レビュー

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ストーリー、後半 ※ネタバレあり

地上での人間社会で、ウィニーと再会したエッグスは単身でスナッチャーの工場に潜入する。そこで檻に閉じ込められていたフィッシュを発見し、スナッチャーらに見つからないように助け出そうとする。

一方、スナッチャーらは工場内で仲間たちとチーズを試食していた。すると小さなチーズを食べただけのスナッチャの顔を徐々にむくれていき、やがては体中が破裂しそうなほどに膨張する。この町において権力の象徴でもあるチーズに憧れるスナッチャーは実はチーズアレルギーだったのだ。

それを横目にフィッシュの助け出そうとするエッグスだったが、とうとうスナッチャーらに見つかってしまう。なんとか追手から逃げようと悪戦苦闘すると、突然工場にウィニーが現れた。その隙に、エッグスはウィニーとフィッシュを引き連れて地下に逃れることに成功する。

地下の世界でボックストロールたちを見たウィニーは、最初は怖がるも徐々に彼らが地上で噂されるような凶悪な怪物ではないことに気がつく。そもそも子供を食べると言われるボックストロールたちとエッグスは仲良く暮らしていたのだ。実は町を牛耳ろうとしていたスナッチャーが、無害のボックストロールを悪者に仕立てることで、人気取りをしようとしていたことにウィニーは気がつく。そしてその事実を父親に伝え、間違いを正そうとするため、再度エッグスを伴った地上に戻ることにする。

ちょうどウィニーの邸宅では父親が孤児院建設のための資金で巨大なチーズを買ったことを祝うパーティーが催されていた。そこでエッグスはウィニーとともに父親で町の代表であるポートリー・リンド卿に事の次第を訴えるも、その途中で、スナッチャーに追われたエッグスは誤ってそのチーズを海へと転がしてしまう。激高したリンド卿はエッグスらの話も聞かずに追い返してしまう。仕方なく地下に戻ったエッグスはボックストロールたちにこの地下も危険なため他の場所に逃げようと諭すも、自分が人間だと気がついてしまったエッグスを恐れてボックストロールたちは箱に隠れて動かなくなる。そしてそこにスナッチャーの軍団が登場。エッグスを含めた全員が連れ去れてしまう。

囚われの身となったエッグスはそこで自分の父親と再会する。実はエッグスは、ボックストロールと仲のよかった発明家の父のもとに生まれるが、そのことでスナッチャーから妬まれた父は捕まえられ、その際エッグスをボックストロールに託したのだと言う。そしてスナッチャーはエッグスの目の前でボックストロールを箱ごとぺちゃんこに皆殺しにしてしまうのだった。

そしてスナッチャーは巨大なロボットに乗ってポートリー・リンド卿の自宅に攻め入る。最後のボックストロールとしてエッグスを殺す事で、晴れてスナッチャーは町の代表となるという約束だった。最初は渋ったポートリー・リンド卿だったが、それを見ていた民衆は熱烈にスナッチャーを支持。仕方なく権力の象徴である自身の白い帽子をスナッチャーに手渡そうとしたその時、絶体絶命のエッグスを救うために、箱を脱ぎ捨てたボックストロールたちの群れが押し寄せてきた。

皆殺しにされたと思われたボックストロールたちであったが、実はぺちゃんこになる寸前にエッグスの忠告を聞き、こっそりと箱を脱ぎ捨てて逃げ出していたのだった。そして彼らは得意分野のガラクタ採集よろしくロボットを解体していく。その過程で、一度は海に流された巨大なチーズにずっぽりと体を埋もれさせてしまったスナッチャーは壮絶なるアレルギー反応の末、爆発してしまう。

スナッチャーの悪巧みが白昼にさらされ、民衆はこれまで恐れていたボックストロールが実は心優しいことを知る。こうしてチーズブリッジの町は音楽や見せ物に賑わう、人間とボックストロールが共存する平和な町へと生まれ変わったのだった。

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ということで映画『ボックストロール/The Boxtrolls(原題)』のネタバレありのレビューでした。本作は声優陣も豪華で、『ゲームズ・オブ・スローン』で知られるアイザック・ペンプステッド=ライト(エッグス)にエル・ファニング(ワウィニー)にベン・キングスレー(スナッチャー)の他にも、最近事故で大怪我を負ったトレイシー・モーガンに、俺たちのサイモン・ペグとニック・フロストのコンビも出演しています。

本作の一般的な評価は「結構面白い(7/10くらい)」といったところなのですが、全然納得できません!かなり面白いです、これ。ライカ・スタジオ製作の前作『パラノーマン ブライス・ホローの謎』も全米公開にかなり遅れながらも日本公開されているので本作も日本で劇場公開されることを強く望みます。というか、今、これを日本で劇場にかける意味はたいへん深いと思わせる作品でした。

見逃し厳禁で、オススメです。

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