2020年オリンピックは東京!!開会式演出は一体誰が?

 結局、朝まで起きて東京決定の一部始終をNHKで見てしまった。もちろんIOCロゲ会長の気の抜けた「とーきょ」という素っ頓狂な声を聞いた瞬間は震えたものだが、それでもイスタンブール及びマドリードのプレゼン映像を見る限りは明らかに日本のそれのクオリティーが一枚上手だったことは間違いない。イスタンブールやマドリードがヨーロッパ的な分厚い歴史のなかに2020年開催の意味を求めたのに対して日本が世界に提案したのは近未来的な東京の魅力。これは全く正しい戦略だったと思う。

 我々日本人が自らの首都の東京に対して抱くイメージは多様で、多くの場合は東京を好きか嫌いかでその方向性も変わってくるが、海外の人々の東京へのイメージは一様にこの近未来性に落ち着く。それは現在の東京が焼け野原からたった数十年で作り上げられたためだが、主に1960年代頃から急激に巨大化し限られた空間を最大限有効利用しようとした東京の姿は海外の人々には、あたかも核戦争後の荒廃した世界に与えられた唯一の延命方法のようにして写った。もちろんそのイメージはあくまで想像上のものだ。実際の東京は海外の人々が思っている以上に広く整然としている。きっとそういった近未来的なイメージは香港やバンコクのほうがずっと相性が良い。

 でもそういった対外的な東京のイメージをオリンピックに応用することはまことに正しいし、個人的にはかなり期待している。とくに下記の画像を見たときはちょっと震えた。かっこいいのだ。 NewImage

 立て替え後の国立競技場だというが、はっきりいってかっこ良すぎる。SF的ガジェットとしてはほぼ完璧だ。

 さてここで問題になるのが一体だれがこの2020年東京五輪の開会式を演出するかということである。日本は長野冬季五輪で浅利慶太氏を起用し海外から酷評をくらった苦い経験がある。日本人ですら十二単(じゅうにひとえ)を来た伊藤みどりが現れたときは愕然としたのだ。
 それは日本のイメージなのか?劇団四季的にはそれはありなのか?どうみてもダサくないか?そもそも伊藤みどりでよかったのか?などなどとにかく意味がわからなかった。

 今回はそんな失敗は許されない。個人的にはこの近未来都市東京のイメージをそのまま開会式まで持っていってほしい。この流れで候補となるのは、『アキラ』にて2020年東京五輪を予言していた大友克洋あたりなのだが、ここは思い切って先日引退した宮崎駿氏を引っ張りだしてはどうだろうか。全体の構成を宮崎駿が行い、細部の演出は大友やら庵野がする。きっと世界中のサブカル/オタク/ギーク野郎どもは涙して東京まで泳ぎ着くだろう。何なら日本のサブカルをリスペクトするタランティーノもいいし、『パシフィック・リム』で我々を本気で泣かせたギレルモ・デル・トロ監督なんかをつれてきてもいい。 ギレルモ・デル・トロなんかは宮崎駿好きを公言してるわけだから上手く収まるだろう。
 まあ、夢みたいな話だがこんなことが実現するなら喜んで税金払うよ、きっと、東京の人は、あ、俺、東京に住んでないけどね。
 と楽しみの尽きない東京五輪。待ち遠しいですね。

大友克洋『アキラ』

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