長らく監督探しが続いていたMCU初のスーパーヒロイン映画『キャプテン・マーベル』の監督が決定したとVarietyが報じました。
『ルーム』でアカデミー賞を受賞したブリー・ラーソンがマーベルが誇るスーパーヒロイン・キャロル・ダンバースを演じる『キャプテン・マーベル』のメガホンを託されたのは、ライアン・レイノルズ主演の日本未公開映画『ワイルド・ギャンブル』の監督コンビであるアンナ・ボーデンとライアン・フレックの二人。
そしてちょっとややこしいですが二人はライアン・ゴズリング主演で日本未紹介の映画『Half Nelson』の脚本コンビでもあります。
これまで『キャプテン・マーベル』の監督候補には『エレクトリック・チルドレン』のレベッカ・トーマスや、『クジラの島の少女 』のニキ・カーロなどが候補リストに挙げられていましたが、アンナ・ボーデンとライアン・フレックの二人の名前は登場していなかったためちょっとしたサプライズです。
それにしても渋い人選ですね。
ギャンブルで没落したライアン・レイノルズが、ギャンブルを通してもう一度人生を見つめ直すという、不思議な設定の映画が『ワイルド・ギャンブル』で、彼の師匠役を『ローグ・ワン』のベン・メンデルソーンが演じていましたが、これがなかなかのアタリ作品でした。
そしてアンナ・ボーデンとライアン・フレックの二人が脚本を担当し、ライアンは監督も兼任した『Half Nelson』は2006年にはほとんど無名のインディー映画でありながら、主演ライアン・ゴズリングがアカデミー賞にノミネートされ話題になった作品。「羽交い締め」を意味するプロレス技をタイトルに、現代アメリカの歪みに押しつぶされそうになりながらも孤独を突き進む教師をライアン・ゴズリングが熱演した骨太な作品だけに、『キャプテン・マーベル』にも期待です。
ブリー・ラーソンが主演し、『Half Nelson』のアンナ・ボーデンとライアン・フレックのコンビがメガホンをとる『キャプテン・マーンベル』は2019年3月8日全米公開予定です。
[ad#ad-pc]