『メン・イン・ブラック』最新作には女性キャストによる「ウーマン・イン・ブラック」が登場予定であることが判明。タイトルは継承される見込みながら、実質的な「ピープル・イン・ブラック」になるか?
「ウーマン・イン・ブラック」の登場は確実か
『メン・イン・ブラック』シリーズのプロデューサー、ローリー・マクドナルドがインタビューのなかで「『メン・イン・ブラック』最新作にはきっと優秀なウーマン・イン・ブラックが登場するわ」と語りました。
前作でもエージェントOを演じるエマ・トンプソンが出演していましたが、それも物語上のひとつのピースという存在で、危機や難問に立ち向かうといった役柄はやはり男性エージェントが担っていました。
しかし近年のハリウッドにおける顕著な潮流として、その男性優位な構造に対する挑戦が挙げられます。様々な女優がギャラの不平等を訴え、またキャスティングに関しても若い女性しか必要とされない現状の改善を強く求めています。その流れを支えているのが、これまで男性キャストメインで進められていたコメディやアクション映画でも、ポール・フェイグ監督作など女性キャストによる作品が一定の成功を収めていることです。男性神話とも言うべき興行の常識が崩れようとしているのです。
そんななか『メン・イン・ブラック』というタイトルにあるように、これまで主だったキャストは男性に占められていた本シリーズも時代に追いつくことになるのでしょうか。
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21ジャンプ・ストリートとのコラボはどうなるの?
一方で2014年に発生したソニーの情報流出事件で明るみになった『メン・イン・ブラック』とジョナ・ヒルとチャニング・テイタム共演のコメディ『21ジャンプ・ストリート』シリーズとのコラボ企画も気になるところです。
しかしこちらは『メイ・イン・ブラック』の設定を受け継いで、『21ジャンプ・ストリート』の二人が悪ふざけをするという噂もあり、流石にウィル・スミスとトミー・リーの出演はなさそうです。
前作『メン・イン・ブラック3』シリーズ最大の興行収入を記録し、批評家からも高評価を受けたため最新作にも期待がかかるところです。
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