6/23-25の最新全米Box Officeは『トランスフォーマー/最後の騎士王』が4530万ドルで初登場首位獲得も、、
マイケル・ベイ監督による大ヒットシリーズ最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』が4530万ドルのデビューで初登場首位を獲得しました。
2007年から始まったマイケル・ベイ監督による『トランスフォーマー』シリーズの中では、最低の興収スタートとなり全米のファン離れは顕著になるも、全米以外の国と地域では公開わずか5日間で1億9620万ドルを稼いでおり、全世界では2億6529万ドルに到達。
特に『トランスフォーマー』が大好きな中国をはじめ、トルコ、インドネシア、ウクライナではシリーズ最高の出足を記録しています。特に中国では7200館で公開され1.23億ドルを記録、その他にも韓国やロシアでも好調なスタートを見せた。
一方で全米では前作『トランスフォーマー/ロストエイジ』で記録した1億ドルのオープニング記録の半分にも満たないスタートになり、『トランスフォーマー』のアメリカ離れは顕著に。
以前から指摘されていましたが、『トランスフォーマー』の主要マーケットはもうアメリカではないことははっきりしました。
あと、批評家からの反応は相変わらず最低ですが、興行にはさほど影響はなさそうです。
『トランスフォーマー/最後の騎士王』は日本では2017年8月4日に公開です。
2位は2517万ドルで『カーズ/クロスロード』
先週首位だったピクサー最新作『カーズ/クロスロード』は2517万ドルで2位にランクダウン。先週から53%のダウンとなり全米累計では1億ドル突破も目前となりました。
しかしピクサーの人気シリーズ最新作としては控えめな公開二週目となり、3位から猛追を受けている状況です。
『カーズ/クロスロード』は日本で2017年7月15日公開予定です。
3位はほぼ同額で『ワンダーウーマン』が猛追
実は今週最大のサプライズとは『トランスフォーマー/最後の騎士王』ではなく、2位と同額となる2517万ドルで上位を脅かす『ワンダーウーマン』のタフさです。
公開4週目ながらも先週から40%弱の落ち込みに抑え、全米では累計で3億1838万ドルを記録。女性監督作品としては史上最高興収を達成しました。そして公開4週目の記録としてはDCEUの『バットマン vs スーパーマン』を上回り、すでに『マン・オブ・スティール』の全米興収も抜き去っています。
『ワンダーウーマン』の日本公開は2017年8月25日です。
4位から10位まで
4位、『47 Meters Down』
5位、『All Eyez on Me』
6位、『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』
7位、『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』
8位、『Rough Night』
9位、『Captain Underpants: The First Epic Movie』
10位、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』
ということで『トランスフォーマー』公開で夏到来という感じですね。今週末には『怪盗グルー』シリーズ最新作や、エドガー・ライト監督作で絶賛集中の『ベイビー・ドライバー』も公開されますので注目です。
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