ヴィンチェンゾ・ナタリ監督作で1997年公開の不条理からの脱出映画『キューブ』がリブートされることが判明。
リメイクやリブートが盛んになり、とうとうアイデア一発の低予算作品にまでその波が押し寄せている。
ライオンズゲートは1997年公開の密室SF映画『キューブ』をリブートすることを発表。正確には『リイメージ/re-imagining』するとのこと。ヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『キューブ』は突然キューブのなかに放り込まれた男女6人がそこから脱出するために試行錯誤する姿を描いた密室劇。今ではホラーの分野で珍しくなくなった突然の不条理世界を扱った映画のひとつで、後に続編や前日譚も映画化されている。
また仮タイトルは『キューブド/Cubed』とされており、監督はイラン系アメリカ人のサマン・ケシュに決定。
オリジナルに忠実に7人の見知らぬ人々が大きな球体の構造物に囚われた展開となり、『キューブド/Cubed』は人間の知性や人間性、そして新しいデジタルの競争について描いたサバイバル・スリラー、となるという。
97年以後同様のシチュエーション映画が大量生産されたことからも、リブートすることはかなりハードルが高いと思う。新しい視点がどれほど新鮮なものなのか期待したい。
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