現在第二作目が製作中、メキシコ麻薬戦争を描いた『ボーダーライン』の第三作目が企画中であることが判明!「正確には続編ではなく、それぞれが独立した作品」
エミリー・ブラント、ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロが共演し、ドゥニ・ヴィルヌーヴがメガホンを取りメキシコ麻薬戦争を描いた『ボーダーライン』の第二作目が『ソルダード(原題)/Soldado』というタイトルで、ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロが再出演し製作されることは既報の通り。
そして第二作目ではドゥニ・ヴィルヌーヴに代わってメガホンを取るステファノ・ソリッマ監督がThe Independentとのインタビューのなかでシリーズ第三作目も計画中であることを明かしました。
ステファノ・ソリッマは現在製作中の『ソルダード(原題)/Soldado』について「純粋な続編ではない。完全に独立したストーリーで、『ボーダーライン』に登場した二人(ジョシュ・ブローリンとベニチオ・デル・トロ)による全く別のストーリーなんだ。その魅力とは単純な続編というわけではないことで、仮に第1作目を見ていなくても十分楽しめるようになっている」
そして「同じ世界とキャラクターを共有した3部作のアンソロジーとする計画があるんだ」と第三作目を企画中であることを明かした。
また前作を監督したドゥニ・ヴィルヌーヴからバトンタッチされたことについての「『ボーダーライン』がすごく好きなんだ。アプローチが僕の方法ととても似ているように感じているし、だから二作目を任されたんだと思う。『ソルダード(原題)/Soldado』は『ボーダーライン』よりも映画的というか、大規模なアクションシーンなどが盛り込まれている。同じ世界での全く違う旅路になるよ。そしてテーマもずいぶんと違ってくる。ドラッグについてではなく、移民が大きく関わってくるんだ」
ということでメキシコとアメリカ(の国境)を舞台にし出演者を共有しながらも、第二作目以降はテーマも内容も変わっていくようです。そして『ボーダーライン』よりも「映画的」になるようで、どんな映画になるのか注目です。
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