TIME誌が選ぶ2016年映画トップテンが発表!賞レースを席巻するアノ映画から、サメ映画、日本と関係深い作品までランクイン!!
ということで早速TIME誌が選ぶ2016年映画トップテンを見ていきましょう。
TIME誌選出2016年映画トップテン
10.ロスト・バケーション
ブレイク・ライブリー主演のサメ・スリラーが10位にランクイン。映画賞とは無縁でしょうが、女性と自然との戦いを緊張感たっぷりに描き出したことを高く評価しています。
9.エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に
9位にはリチャード・リンクレーター監督作『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』がランクイン。『バッド・チューニング』と『6才のボクが、大人になるまで。』の精神的続編で、大学の野球部が舞台の青春映画。これは納得の選出です。
8.ラ・ラ・ランド
ライアン・ゴズリング&エマ・ストーン共演の『ラ・ラ・ランド』は8位!正直、えっ!です。多幸感ではコレに勝る映画はないと思いますが、オスカーの本命の一作。若きデミアン・チャゼル監督には監督賞の期待もかかります。
7.Tower
7位にランクインしたのは異色ドキュメンタリーの『Tower』です。1966年にアメリカのテキサス大学で発生した銃乱射事件をアニメ―ションと実写を合わせて描いており、各方面から高い評価を受けています。この事件は非常に有名でキューブリックの『フルメタル・ジャケット』でも引用されていますね。これもぜひ見たい作品です。
6.Manchester by the Sea
ケイシー・アフレック主演の話題作は6位。 『ラ・ラ・ランド』と並んで賞レース序盤で存在感を放つ作品です。監督のケネス・ローナガン、主演のケイシー・アフレック、助演のミシェル・ウィリアムズも各部門で注目されそうです。
5.『沈黙 -サイレンス-』
マーティン・スコセッシが遠藤周作の原作小説を映画化する『沈黙 -サイレンス-』が堂々の5位入賞。日本からも窪塚洋介、浅野忠信らが参加する17世紀日本を舞台にした信仰の物語。これは本当に期待です。
4.Elle
『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』のポール・バーホーベン監督作が4位にランクイン。主演のイザベル・ユペールの演技も絶賛されており、カイエ・デュ・シネマのベストテンでは2位にランクインしていました。
3.Loving
ジェフ・ニコルズ監督が描く人種を超えた愛の実話が3位にランクイン。ニコルズファンとしては嬉しい限りですが、彼のもう一本の監督作『The Midnight Special』だって忘れないでください。最高なんですから。
2.Paterson
ジム・ジャームッシュ監督作、アダム・ドライバー主演作品が2位に。こちらもアダム・ドライバーの演技を中心に注目されており、永瀬正敏も出演しています。
1.Moonlight
そして一位は賞レース序盤では『ラ・ラ・ランド』や『Manchester by the Sea』を先行する形になっており『Moonlight』。マイアミを舞台にした少年の成長物語。やはり外せない作品のようです。
ということで、順当のなかにも意外な作品もあり、なかなか興味深いチョイスになっています。それにして『ロスト・バケーション』は色々と浮いていますね。これからの映画選びの参考にどうぞ。
そして同じくTIME 誌が選ぶワーストテンも下のリンクにあります。あの超大作や話題作が堂々(?)のランクインです。
フランスの映画批評誌カイエ・デュ・シネマのベストテンはこちら(↓)。
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