BEAGLE the movie

映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

俳優マット・デイモンと司会者ジミー・キンメルの長い闘いの歴史をまとめてみた。

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米司会者ジミー・キンメルとマット・デイモンとの長い戦いの歴史まとめ

今回はアメリカのトーク番組の鉄板ネタを特に理由もなく、まとめてみました。あまり日本では馴染みがありませんが、アメリカでは深夜番組の看板として各局が力を入れています。そのなかでもジミー・キンメルとマット・デイモンとの確執コントは秀逸です。

アメリカのコメディアンのジミー・キンメルが司会を務めるABCのトークライブ番組『ジミー・キンメル・ライブ』にて、番組終了時に「申し訳ない。マット・デイモンの出演は時間切れのためキャンセルとなりました」と、出演予定のないマット・デイモンをネタにするのが人気となる

2006年になり、とうとうマット・デイモンがゲストとして登場するも、キンメルは長々とマット・デイモンの略歴を紹介し、やっとステージに呼び出されたところで時間切れ。マット・デイモンはこの仕打ちに怒り狂い、Fワードを連発する事態となる。

申し訳ない。マット・デイモンの出演は時間切れのためキャンセルとなりました


ギレルモ・アルティメイタム

2007年にはキンメルは番組に出演するメキシコ系“警備員”のギレルモがマット・デイモンの『ボーン・アルティメイタム』に出演すると勝手に発表。パロディー予告編を作る。


F*@#ing Matt Damon/マット・デイモンとヤっちゃたの

2008年、マット・デイモンの復讐がはじまる。キンメルの当時の彼女でコメディアンヌのサラ・シルバーマンが番組に主演すると、禁断の告白をミュージッククリップ上で行う。これが世に言う『F*@#ing Matt Damon』事件。


F*@#ing Ben Affleck/オレはベン・アフレックとヤったさ

『F*@#ing Matt Damon』のミュージッククリップがYouTube上で大人気となり、キンメルも即座に反撃にでる。ロビン・ウィリアムス、ドン・チードル、ブラッド・ピット、ハリソン・フォード、キャメロン・ディアスまでを動員して作ったミュージック・クリップが『F*@#ing Ben Affleck』


F*@#ing Seth Rogen/セス・ローガンなんかとヤっちゃった、、、

このビデオ上のやり取りは大人気となり、『F*@#ing Matt Damon』はエミー賞のオリジナル歌曲賞を受賞する。そしてその人気に便乗し、なぜかセス・ローゲンは『恋するポルノ・グラフィティ』のプロモーションのために『F*@#ing Seth Rogen』を作成する。


キンメル、テメーこそ時間切れだよ!

2010年、恒例となっているアカデミー賞特番のために作られた超豪華キャストで贈る『ハンサム・メンズ・クラブ』のコントにてキンメルとデイモンの対立関係が続いていることが知らされる。


マット・デイモンはケツ顏

2013年、『エリジウム』のプロモーション中のマット・デイモンのインタビューにキンメル配下のギレルモが突入する。

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ジミー・キンメル改め、マット・デイモン・ライブ!

そしてとうとうマット・デイモンは頭がおかしくなり、キンメル・ライブの乗っ取り計画を実行する。キンメルを椅子に縛り付け、バンドメンバーやキンメルに近い関係者を一掃し、ニコール・キッドマンやゲイリー・オールドマンらスターを迎えてマット・デイモンが番組を仕切る。


俺にだって質問しろよ!

2014年、ジョージ・クルーニー監督作『ミケランジェロ・プロジェクト』の出演者として番組に登場したマット・デイモンは終始ぞんざいな扱いを受け、やっと話が振られるもそのとき火事が起きてしまう。


俺だってオスカー獲ってんだぞ!

2016年、オスカー後のゲストとして登場したベン・アフレックのお腹に便乗してマット・デイモンが久しぶりの登場を果たすが、カメラからは見切られ、結局は退場させられる。


ママに伝えてくれ、りんご、おいしかったよって(ざまーみろ)

2016年9月、エミー賞受賞式で、受賞を逃したキンメルのもとにマット・デイモンがりんごをかじりながら登場(グッド・ウィル・ハンティングのねた)。「受賞できた? え、逃したって? まじで! そりゃ、残念だね。で、二次会行くよね? え、誘われてない? 残念だね


ベン・アフレックと「ゲスト」

キンメルが司会を務める2017年のアカデミー賞授賞式。プレゼンターとして登壇したベン・アフレックとマット・デイモンだが、なぜかマットだけ「ゲスト」と紹介。そしてマットがスピーチを始めると終了を告げる音楽が、、、、


ということでこの一連の長ーいコントを簡単にまとめてみました。番組の詳細はYouTubeの専用チャンネルから観ることが出来ますので、色々と面白いインタビューが観られます。英語の勉強には最適だと思いますよ。

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