ギレルモ・デル・トロ監督、『ヘルボーイ3』の可能性を完全否定!
どうやら『ヘルボーイ』ファンの夢も潰えてしまったようです。
先日、『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』(08)の続編となる『ヘルボーイ3』の製作実現に向けて、主演のロン・パールマンや原作者マイク・ミニョーラと話し合いを持ったギレルモ・デル・トロ監督ですが、その結果をツイッターで報告してくれました。
Hellboy 3 Sorry to report: Spoke w all parties. Must report that 100% the sequel will not happen. And that is to be the final thing about it
— Guillermo del Toro (@RealGDT) 2017年2月21日
「ヘルボーイ3に関する残念な報告:関係者との協議の結果、続編は100%実現しないことを伝えないとならない。これが最終判断」
先日、自身のツイッターで『ヘルボーイ3』の実現を望むファンの声を吸い上げ、その数が10万を超えたことで製作の可能性を協議することを明言していたギレルモ・デル・トロ監督ですが、残念ながら実現が不可能なようです。
なぜそのような決定に至ったのか、理由については触れられていませんが、やはり「お金」がネックとなったのでしょうか。
前作『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』では制作費が8500万ドルまで膨れ上がりましたが、監督自身が以前から『ヘルボーイ3』は実現すればシリーズで最も大規模な作品になると語っており、その回収が困難と判断されたのかもしれません。またシリーズでは一作目と二作目では配給が異なっていることも障壁となった可能性があります。
いずれにせよ『ヘルボーイ3』が実現しないのは残念です。『ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー』で示唆されたような「世界を救うのか、それとも愛を取るのか」という命題を活かせば、様々な葛藤が演出可能だっただけにもったいないですね。
ギレルモ・デル・トロ監督の最新作『The Shape of Water』にはエイブを彷彿とさせる半魚人が主人公ですので、がっかりしたファンはこちらを期待しましょう。
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