『カーズ3』について過去作でメガホンを取ったジョン・ラセターが「とてもエモーショナルな物語」と語る!第1作でポール・ニューマンが声を担当したドク・ハドソンの思い出も描かれることに!
現在はピクサーとディズニーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーでもあり、これまでの『カーズ』シリーズでは監督も務めたジョン・ラセターが2017年夏に公開予定のシリーズ最新作『カーズ3』についてEWに語ってくれました。
これは本当に泣ける映画になりそうです。
「ライトニング・マックイーンは本当に最高なんだ。そして新しく登場するキャラクターたちも素晴らしく、もちろん最高のレースだって描かれる。とてもエモーショナルな物語になるんだ。マックイーンに深く感情移入するということでは、『カーズ』第1作目に似ている。そして特別な物語でもある。とてもエモーショナルであり、マックイーンとドク・ハドソンの関係や、ドクの思い出も描かれるんだ」
2006年の『カーズ』では怖いもの知らずだったマックイーンの師匠のような存在だったドック・ハドソンは原語版ではポール・ニューマンが声を担当していました。町中の信頼を得る医者であり判事でもあったドックは、かつて「レースの帝王」と呼ばれた伝説的レーシングカー。
俳優として成功しレーサーとしても活躍するも、苦しい挫折も経験し、やがてはハリウッドを代表する篤志家として世界中から尊敬されたポール・ニューマンそのもののキャラクターがドック・ハドソンでした。しかし2008年、惜しまれながらポール・ニューマンが他界したことでドック・ハドソンは『カーズ2』には登場しませんでした。
そして2017年夏公開予定の『カーズ3』では主人公マックイーンももう若くありません。ベテランレーシングカーとなり時代に取り残されようとするなか、「老ぼれるにはまだ早い」という覚悟でセカンドチャンスに挑むのです。
そのマックイーンの姿は、第1作から11年を経過することでかつてのドック・ハドソンと重ねられるのでしょうか。
想像するだけで熱くなります。
『カーズ3』では過去シリーズのストーリー・アーティストでもあったブライアン・フィーが監督を務める。新監督ブライアン ・フィーが語る『カーズ3』のあらすじやコンセプトアートを紹介した記事もぜひ参照ください。
『カーズ3』は2017年6月16日に全米公開予定。
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