6月10~12日の全米Box Officeはジェームズ・ワン監督作『死霊館 エンフィールド事件』が4035万ドル で初登場首位を獲得!
話題の続編や大作ファンタジーが同日公開される中、初登場首位を獲得したのはジェームズ・ワン監督作、大ヒットホラー映画の続編『死霊館 エンフィールド事件』でした。混戦が予想されたなか、ライバルたちを大きく引き離しての首位獲得です。前作『死霊館』はオリジナルホラー映画としては『エクソシスト』に次ぐ史上二位の記録を樹立しましたが、続編である本作もほぼ同じ成績となっています。
1960年代以降に数々の心霊事件を解決してきた実在の心霊研究家ウォーレン夫婦をモデルとしたホラーシリーズで、『死霊館 エンフィールド事件』では前作から3年後、史上最も有名なポルターガイスト事件とも言われる「エンフィールド事件」を題材としています。前作に続きベラ・ファーミガとパトリック・ウィルソンがウォーレン夫婦を演じ、恐怖の真実を暴きます。
『死霊館 エンフィールド事件』は7月9日に日本公開。
2位にはダンカン・ジョーンズ監督作『ウォークラフト』がランクインするも、、、
全米よりも一足先に公開された中国では『スターウォーズ』も『アベンジャーズ』も超えて洋画史上最大のヒット作となったファンタジー大作『ウォークラフト』ですが、全米では2435万ドルという結果に終わりました。公開が近づくにつれて内容を不安視する声が広がり、大人気オンラインゲームの完全映画化で『ロード・オブ・ザ・リング』の再来を期待さたながらも、残念な結果となりました。
ディズニーが社運をかけてズッコケた『ジョン・カーター』のオープニングにも届かない残念ぶりです(『ジョン・カーター』は『ウォークラフト』よりも1億ドル予想が多いが、、)。
一方で『ウォークラフト』中国では1週間足らずで1.5億ドルを稼いでおり、この米中の温度差が興味深いです。
『ウォークラフト』は7月1日に日本公開。
3位には『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』がランクイン
ジョン・M・チュウ監督作の『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』が前作にわずかに及ばないながらも2300万ドルと『ウォークラフト』に迫る勢いで3位を獲得。
ジェシー・アイゼンバーグが率いるマジシャングループに立ちはだかるのはダニエル・ラドクリフ演じる天才エンジニア。『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』は9月1日に日本公開。
4位は先週首位だった『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影』が1480万ドル
5位は『X-MEN:アポカリプス』が1000万ドルで全米累計が1.36億ドルに
6位はエミリア・クラーク主演の恋愛映画『Me Before You』(921万ドル:累計3680万ドル)
7位は『アングリーバード』(670万ドル:累計9820万ドル)
8位は『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(554万ドル:6240万ドル)
9位は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(430万ドル:3.97億ドル)
10位は『ジャングル・ブック』(272万ドル:3.52億ドル)
ということで桁違いの大作ファンタジー『ウォークラフト』が全米では大コケし、高品質のホラー続編『死霊館 エンフィールド事件』が圧倒しました。来週はどうなるでしょうか、注目です。
参照:http://www.boxofficemojo.com/weekend/chart/
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