ロールプレイングファンタジーの原点テーブルトークRPGの『ダンジョンズ &ドラゴンズ』の映画化作品について、プロデューサーが「トールキンの世界に入り込んだ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』みたいになる」と発言!
映画版『ダンジョンズ&ドラゴンズ』
『ロードス島戦記』などのファンタジー小説に親しんだ人には懐かしいテーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)がワーナー・ブラザーズによって映画化されることになり、プロデューサーを務めるロイ・リーが作品のトーンについて語ってくれました。
新しい『ダンジョンズ&ドラゴンズ』はトールキンの世界に入った『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』みたいな作品になる。『ホビット』や『ロード・オブ・ザ・リング』の雰囲気のなかではぐれ者たちが大暴れするんだ。誰も見たことのないようなものになるよ。
ということで人気作品のいいとこ取りを狙った作品となるようです。
テーブルトークの『ドラゴンズ&ダンジョンズ』(D&D)を原作にした映画では『ダンジョン&ドラゴン』(2000)という作品もあるが、これは権利上は『ドラゴンズ&ダンジョンズ』(D&D)とは関係がないとされ、出来栄えもヒドイもので酷評の嵐だったこともあり、思い切ってなかったことにしよう。
テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)とは?
ドラクエやFFなどにも影響した『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)は、元々あるシナリオをもとにサイコロを振り、キャラクターのレベルを上げてミッションをクリアするというスゴロク形式のゲーム。1970年代後半にアメリカで人気を博し、その後80年代後半には日本でも『ドラクエ』や『ロードス島戦記』の人気に合わせてブームとなった。
タイトルにあるように、ダンジョン内での宝探しやドラゴンなどのモンスターとの戦いをメインとしたゲームで、今なお根強いファンに支えられ改訂版が販売されつづけている。
プレイヤーのキャラクターが人間、エルフ、ドワーフの三種類から選べることからもJ・R・R・トールキンが作り出した『ホビットの冒険』や『指輪物語』の世界観から多大な影響を受けていることは明白なため、ある意味において上記の発言は当然とも言えるのだ。
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映画版『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に関しては『エスター』(2009)や『タイタンの逆襲』(2012)のデヴィッド・レスリー・ジョンソンが脚本を担当することになっている。
また剣と魔法のファンタジー映画となればレジェンダリー製作でダンカン・ジョーンズ監督作の『ウォークラフト』の公開も控えるため、スーパーヒーロー作品とは違ったファンタンジーブームの到来もあるかもしれない。
あまり期待せずに待ちましょう。
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