人気アニメシリーズ『ヒックとドラゴン』のディーン・デュボア監督がシリーズ最終章となる『ヒックとドラゴン3』について語る。「原作小説のはじまりへと繋がるような作品」
アニメのアカデミー賞とも言われるアニー賞で大躍進した『ヒックとドラゴン2』の監督ディーン・デュボアが、次作でシリーズ最終章となる『ヒックとドラゴン3』に関して語りました。なお、アカデミー賞にもノミネートされている本作ですが、日本公開は未定です。
『ヒックとドラゴン3』は成人を迎えたヒックが主人公だ。ヒックとトゥースはそれぞれの部族や種族の長となっており、彼らの子供たちのために何をすべきなのかという戦いの物語となる。そして最終的にはヒックは彼自身の居場所を決めなければならなくなる。原作小説へと繋がるような内容で、大人になったヒックがドラゴンがいた頃の過去に想いを馳せ、彼らがどこへ向かうべきなのかを考え抜く物語だ。本当に彼らは戻ってくるのか、そしてそれら全ての謎は現実的な物語として語られることになる。
また『ヒックとドラゴン2』の悪役が再び登場するという噂については、
それは『ヒックとドラゴン3』を見て確認するべきだろうね。しかし彼は『ヒックとドラゴン2』で描かれたよりも本当はもっと複雑な男だよ。
現在『ヒックとドラゴン3』の脚本を60ページほど書き終えており、現在は物語全体の輪郭について話し合っている最中だという。
数ヶ月ほどはみんな物語がどこに向かうのかについて考えていたが、現在の私は脚本に没頭しているよ。きっと5合目くらいかな。文字通り働きずめだよ。すぐにでも終わらせないといけないからね。
とは言うものの製作元のドリームワークスは経営難のため公開スケジュールを大幅に変更し、『ヒックとドラゴン3』も2018年6月29日の全米公開へと延期となった。この事態が作品に影響しないことを祈るばかり。
そして何よりこのシリーズが日本の劇場で観られないというのは普通じゃない。是非とも日本の配給には頑張ってもらいたい。
追記:『ヒックとドラゴン3』の全米公開日が2019年3月1日に再々延期されました。
関連記事:『ヒックとドラゴン2』レビュー ※後半にネタバレあり
参照記事:COLLIDER
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