『怪傑ゾロ』を近未来にリブートする作品『Z』の監督が、『ゼロ・グラビティ』で共同脚本を担当したホナス・キュアロンに決定したと発表されました。父はアカデミー賞監督のアルフォンソ・キュアロン。
ゾロが帰ってくる!
これまで映画や舞台で何度もリメイクされてきたパルプヒーロー、「怪傑ゾロ」が新しく蘇ることが決定しました。タイトルは『Z』で、監督と脚本にはホナス・キュアロンが決定したことが発表されました。
ホナス・キュアロンは『ゼロ・グラビティ』で父で監督のアルフォンソ・キュアロンと共同脚本を担当したことで知られています。これまでドキュメンタリーや短編映画を含めて3本の作品を監督してきているホナス・キュアロンですが、作品の規模で言えばこの『Z』が最初の商業用映画ということになります。
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近未来に蘇るゾロ!
この企画は昨年から進行しており、その段階では『Zorro Reborn/ゾロ復活』という新鮮さもへったくれもない仮タイトルが付けられていましたが、これまでの無法地帯だったメキシコという舞台から時計のネジを一気に進ませ、近未来という設定となりそうです。しかも一部報道では終末世界に現れたヒーローとしてゾロが描かれるとも囁かれ、これまでアラン・ドロンやアントニオ・バンデラスが演じてきた「ゾロ」とは違った世界観となるかもしれません。というかそれって「バットマン」じゃないですか。
あの『バットマン』に影響したと言われる『怪傑ゾロ』が、現代になって『ダークナイト』から影響される形で復活するというのもなかなか皮肉です。
ホナス・キュアロン監督作『Z』は2016年3月よりドミニカ共和国で撮影される予定です。
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