6月28日からイギリスで開催された世界最大規模の野外音楽フェスティバル「グラストンベリー・フェスティバル」の2日目のヘッドライナーとして登場したメタリカ。そんな彼らがフェス出演に合わせて公開した動画がかなり笑えます。監督は著名な音楽ドキュメンタリー監督のジュリアン・テンプル。8分ほどの映像の後半に、クマの着ぐるみを来たメンバーが登場!その訳とは?
▼『グラスタリカ』、ジュリアン・テンプル監督▼
実はこのフェスに参加が決まった後になってボーカル/ギターのジェイムズ・ヘッドフィールドが熊ハンティングに参加していたことが判明し、自然と音楽の調和を目指すフェスへの参加は適当ではないとメタリカの出演に反対する運動が起きていました。このビデオはそういった反対の声に対するアンサーになっています。
マカロニ・ウェスタンの傑作『続・夕陽のガンマン』の映像を元に、きつね狩りに興じる英国紳士らをクマの着ぐるみを来たメタリカのメンバーが迎撃、ぶち殺すというストーリー。着ぐるみを脱ぎ去ったメンバーらの満足そうな表情が最高です。人様のことをガタガタ言う前にてめえらの家庭問題をまず解決しろ、というメッセージでしょうか。
ちなみに劇中歌はイギリスのロックバンド『THE SWEET』のヒットナンバー「Fox On The Run/逃げ回るキツネ」です。こういう真正面からの嫌味は大好物です。
参照記事:ROLLING STONE
[ad#ad-pc]
コメント