2017年夏公開予定『カーズ3』のコンセプトアートとあらすじが判明!ベテランとなったライトニング・マックイーンが若手女性レースカーに教えを受けてハイテクレースに挑む!!!
2017年夏に公開予定のディズニー/ピクサーの話題作『カーズ3』のコンセプトアートと、監督のブライアン・フィーが語るあらすじがUSA Todayに掲載されました。
2006年公開の『カーズ』第1作では怖いもの知らずの新人レーサーだったライトニング・マックイーンも今ではベテランレースカーとなり、時代から取り残されようとしていた。
そして2017年公開予定の『カーズ3』ではハイテク化が進むレース界を舞台にライトニング・マックイーンの活躍を描く予定で、ライトニングはそのレースを勝ち抜くために助けを必要としており、そこに現れたのが黄色くスマートな若きヒスパニック女性レースカーのクルズ・ラミレス。彼女がオールドカーとなったライトニング・マックイーンにハイテクレースを勝ち抜くための技術を叩き込む!
公開されたコンセプトアートでは黄色と赤のレーシングカーが浜辺を並んで走る姿が描かれています。
2006年のシリーズ第1作ではルーキーだったマックイーンも、2011年の『カーズ2』ではワールド・グランプリに参戦するほどに脂の乗り切ったレースカーとなり、そして2017年公開予定の『カーズ3』ではベテランカーとして描かれるようです。時間の流れに忠実なことは『トイ・ストーリー』を思い起こさせますし、ストーリーの変遷では『ロッキー』のようでもあります。
監督のブライアン・フィー曰く、「実際の時間の流れのなかで彼のキャリアを考えたんだ。マックイーンは老ぼれなんかじゃないけど、入れ替えの激しいカーレースの世界では古株の一台なんだ。そして人々の脳裏には彼の引退がよぎるようになっている」
そして新しいライバルとしてジャクソン・ストームというルーキーが登場するという。
「ジャクソン・ストームは本作に登場するルーキーたちの代表格なんだ。そしてマックイーンはレースの最前線から追い出されそうになるんだが、でもまだまだ退場するには早すぎるんだ」
そこで新たなる若き相棒のラミレスがマックイーンと若手レースカーとの間の技術的なギャップを埋めようと手を貸すことになる。そしてシーズンオフに2台のレースカーは特訓を積み、フロリダ500のレースに挑む。
「昔は最先端だったのに今では役に立たないような、期限切れみたいな感覚は誰にだって共感できるだろう。そしてそこからはい上がるためのセカンドチャンスをものにするためには誰かの助けが必要なんだ」
ラミレスやジャクソン・ストームの声優も発表されていないが、主だったシーンのアニメーション製作はすでに進行中という。
本作から監督を任されるのは『カーズ2』ではストーリー・アーティストを務めたブライアン・フィーで、これが長編監督デビュー作となる。過去作で監督を務めたジョン・ラセターも「ブライアンは『カーズ』のオリジナル・ストーリーに関わっているから、この作品のDNAについてよく知っている」と太鼓判を押す。
前作で世界に飛び出したマックイーンたちだが、本作ではアメリカを舞台にするという。
「この映画はレーシングとアメリカ流のやり方(American Way)へのラブレターのような作品なんだ。アメリカを南まで旅すれば必ず目にする泥だらけの道のようなアメリカの風物詩(Americana)とも言える精神から影響されているんだ」とブライアン・フィー監督は本作をアメリカの良心と重ねているようです。
これは楽しみな作品です。
ディズニー/ピクサーの『カーズ3』は2017年6月16日に全米公開予定。
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