今年もたくさんの素晴らしい音楽が届けられました。YouTubeやiTunesの登場により音楽の聞き方も大きく変わりましたが、それでも音楽の素晴らしさそのものは変わりません。2013年に発表されたアルバムのなかから、私的に選出しました10枚のアルバムをご紹介します。ポップ・ロック、フォーク、ジャズと著者の趣味に沿ったものとなりましたが、どれもオススメですので是非チェックしてください。記事が長くなりそうなので、前後半に分けて紹介します。ちなみにアルファベット順です。まずは前半の5枚をどうぞ!
① Bill Callahan『Dream River』
「Smog」名義でも活動するアメリカのシンガーソングライター、ビル・カラハンの最新アルバムがランクイン。実はここ数年はほとんど関心すら抱かなかったミュージシャンだったのですが、あまりの評判のよさに聴いてみると、え、ビル・カラハンってこんなによかったの!?と衝撃。独特の野太い声は好き嫌いが分かれるだろうけど、聴けば聴くほど味のでるスルメみたいな名盤です。
② Jose James『No Beginning No End』
2014年初頭に来日も決定しているジャズの新星、ホセ・ジェームス君。ブルーノートへの移籍第一弾は、ジャズという枠組みのなかでヒップホップやソウルを再現する、一枚でいくつもの楽しみ方のできるオシャレなアルバム。こういうアルバムは持ってると何かと役にもたちます、たぶん。
③ Kurt Vile『Wakin on a Pretty Daze』
ここ数年、インディー界でメキメキと存在感を発揮しているアメリカのシンガー・ソングライターのカート・ヴァイルの新譜。一部の筋からは大絶賛を浴びる期待のミュージシャン。ポップでありながらも実験的で、なにより独特の世界観を持っている名盤。個人的にはこれがベストかな。
④ Lorde『Pure Heroine』
もはや説明無用の話題の超大型新人。若干17歳でありながらも、驚くほど足下のしっかりとした音楽。80年代後半のプリンスを思い起こさせる、不思議な浮遊感ははまると癖になる。さて、来年のグラミー賞にどこまで食い込めるのか、今から楽しみです。
⑤ The Men『New Moon』
ジ・メンというシンプル過ぎるバンド名のガレージ・パンク・バンド。スミスやスクイーズを連想させるようなポップで美しいメロディーが印象的。夏に聴くとテンションの上がる音楽。この手の音楽は結構飽きがくるのも早いものですが、いやはや、これがなかなか聴かせるのです。それにしてもすごいバンド名ですね。
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ということで残りの5枚はこちら(【洋楽】2013年、私的ベストアルバム、10選!【後半】)で紹介します。
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