【ビーグル・ザ・MOVIE】本年度レビュー紹介映画全72本からベスト10を発表!!大ヒット映画から日本未公開映画まで、独断と偏見に基づいてお届けいたします!
2014年もたくさんの映画を観ることができました。今年は国内外で3つの映画祭に参加したこともあり、300本ほどの映画を鑑賞する機会に恵まれましたが、本サイトでレビューをお届けした作品は日本未公開作品を含めて全部で72本。その中から、あくまで独断と偏見によって選ばれた2014年ベスト10映画を今年を締めくくる記事としてお送りいたします。
第10位 『キル・ザ・メッセンジャー』 ※レビューはこちらから
ジェレミー・レナーがCIAのスキャンダルを暴くもその後の苦悩によって死に追いやられる実在のジャーナリストを演じる本作。今年の日本を騒がせた『秘密保護法』や『朝日誤報問題』など国家と国民とメディアを巡る問題にも通じる骨太の社会派ドラマ。国家によって隠蔽された「Too True To Tell/真実ゆえに口にできない」な情報の意義とは?日本公開は未定ながらも今の日本にとって重要な示唆となる作品。
第9位 『ダラス・バイヤーズクラブ』 ※レビューはこちらから
厳密には2013年に全米公開された作品ですが、日本ではアカデミー賞に合わせた公開となりました。本作で見事にアカデミー賞を獲得したマシュー・マコノヒーは、2014年もクリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』で話題となりましたが、危険なまでの減量でエイズ患者を演じた彼の俳優魂がぎっしりと詰まった一作。
第8位 『ジョン・ウィック』 ※レビューはこちらから
アクション映画からランクインしたのはキアヌ・リーブスが新境地を開いた絶品のノンストップ・アクション映画『ジョン・ウィック』です。亡き妻からプレゼントされた愛犬を殺されたことから、巨大なロシアン・マフィアにたったひとりで立ち向かうという何てことはないストーリーながらも、斬新なガンアクションと、裏世界の軽いノリが合わさった傑作アクション。個人的にはデンゼル・ワシントンの『イコライザー』よりも興奮しました。「お前は俺を怒らせた」型最高アクション映画です。日本公開希望!
第7位 『博士と彼女のセオリー』 ※レビューはこちらから
「車椅子の物理学者」ステーィブン・ホーキング博士の青春と恋愛と別れを描いた『博士と彼女のセオリー』も素晴らしかったです。ホーキング博士役を演じたエディ・レッドメインの熱演もさることながら、出口の設定が難しい「存命中の人物の伝記映画」にあって、なんとも粋なエンディングとなっています。本作は珍しく(?)日本公開も2015年3月に決定していますので是非ご覧ください。
第6位 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』 ※レビューはこちらから
本年度のエンターテイメント映画のなかで本作は外せませんね。歴代マーベル作品のなかで最高傑作と言われるのも納得の大興奮映画。大人になると映画の見方も捻くれてくるもんで、アート系単館上映作品ばかりを褒めてしまう傾向になりがちですが、そんないけ好かない大人でさえも『ガーディアンズ』の面白さには思わず童心に帰ってしまうことでしょう。
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※5位から1位は次のページで発表!※
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