では私的ベストアルバム10枚を紹介するエントリの後半となります。前半の5枚はこちらのページ(【洋楽】2013年、私的ベストアルバム、10選!【前半】)で紹介しています。
⑥ Mutual Benefit『Love’s Cruching Diamond』
今現在、たぶん一番聴く頻度の高いアルバム。ジョーダン・リーというミュージシャンのフォーク・プロジェクトということだが、色々なところで絶賛されていたこのアルバムを聴くまでは全然知らなかった。『ドリーミー・フォーク』と呼ばれているようだが、まさにシンプルで心地のいい名曲ぞろいだった。ヘッドフォンで聴くとほんとうに癒される。
⑦ Phosphorescent『Muchacho』
ここ数年、ずっと良質の音楽を提供し続けているアメリカのSSW、マシュー・ホックのソロ・プロジェクト。彼自身が若い頃は世界中を旅しながら演奏していたためか、旅に似合い曲ばかりで困る。この人の音楽を聴いてると、どこか知らない場所に今すぐにでも行きたくなる。なぜ日本でイマイチ人気がでないのか。本当に素晴らしいアルバムです。
⑧ Superchunck『I hate Music』
アメリカのベテラン・インディー・ロック・バンドのこの新譜も今年は良く聴きました。ドライブに最高に合います。車持ってないから、たぶんだけど。良質のポップ・ロックというのは実はありそうでなかなか見つからないものですが、これはいいですよ。
⑨ Vampire Weekend『Modern Vampires of the City』
今年のフジロックに参戦したインテリ・インディー・ロック。彼らの新譜はどこへいっても大絶賛。あまりのプッシュぶりに、俺はいいよ、とへそを曲げていたんですが、やっぱり聴いてみるとハマってしまいます。またこのバンドはコロンビア大学で結成されたということで、色々と癪に障りますが、いいもんはいいです、はい、気に入りました。
⑩ Wayne Shorter『Without a Net』
最後はジャズの生きるレジェンド、ウェイン・ショーター先生の最新アルバム。43年ぶり!というブルーノートからのリリースで、メンバーも気心のしれた布陣。2011年の欧州ツアーでのライブ音源を中心とした作品ですが、御年80歳となる人の音楽とは信じられません。きっと功徳を積んでおられるのでしょう。とにかくジャズとは何かという問いに対する一つの答えのような気がします。
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というわけで前後半二回に分けてご紹介しました10枚のアルバム。前半部へこちらからジャンプ!ジャンルにはかなり偏りがありますが、どれも素晴らしい音楽であることには違いありません。来年もまたこういった素晴らしい音楽が聴けるといいですね。
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