トランプ新大統領が『ダークナイト ライジング』でトム・ハーディが演じたベインのセリフを引用!?
2017年1月20日(現地)、本当にドナルド・トランプ新大統領が誕生したわけですが、早速各地で抗議運動が展開され、小競り合いも多発しているようです。
日本でも21日未明に就任演説が生放送され、専門家らがトランプ新政権の方向性を読み取ろうとしていますが、その演説の中に『ダークナイト ライジング』のベインのセリフを彷彿とさせる一句が登場しており話題になっています。
「Today, we are not merely transferring power from one administration to another or from one party to another, but we are transferring power from Washington, D.C. and giving it back to you, the people」
と、こちらはトランプ新大統領の演説の一部です。エスタブリッシュに占拠されていたワシントンを解放するぞ、という勇ましい言葉です。
「We take Gotham from the corrupt! The rich! The oppressors of generations who have kept you down with myths of opportunity, and we give it back to you, the people,」
そしてこちらはトム・ハーディ演じるベインが囚人たちを解放し、ゴッサムに向けて宣説するシーンのセリフです。序盤の言葉はだいぶ違いますが、意味的にはほとんど同じことを行っており、そして最後の一句「giving it back to you, the people」はほぼ重なります。
— Timothy Burke (@bubbaprog)
暴力的な不正行為で金融市場を大混乱に陥れ、街を守る正義を追放したベイン。その姿にトランプを重ねているアメリカ人も多いのかもしれませんが、ベインはヤバい奴でも一本筋は通ってましたからね。
こうしている今でもトランプ政権に追い出された人々がこっそりと地下で息を潜め、復活の好機をうかがっているのかもしれません。
参照:Indie Wire
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