「人間山脈」アンドレ・ザ・ジャイアントの伝記映画が製作へ!
日本でも活躍した巨漢レスラー「人間山脈」アンドレ・ザ・ジャイアントの伝記映画が製作されることが決定しました。グラフィック・ノベルの『André the Giant: Closer the Heaven』を原作とし、223cmという巨躯を活かし世界で最も愛されたレスラーの一人となったアンドレ・ザ・ジャイアントの素顔を描くことになるようです。
アンドレの娘も相談役として関わることが決定。プロデューサーのスコット・ステインドルフは以下のような声明を出しています。
アンドレ・ザ・ジャイアントはアメリカでのレスリング人気の波に乗りつつも、巨人症からくる痛みと戦い続けていました。これは『エレファント・マン』の物語でもあるのです。
生まれつきの奇形によって「エレファント・マン」と名付けられ見世物小屋に立たされたジョン・メリックの物語に重ねるということで、「人間山脈」と呼ばれたその巨躯の苦しみも描かれることのなるのでしょう。
アンドレはスタン・ハンセンとの田園コロシアムなど日本でも数多くの名勝負を繰り広げましたが、リングの外でも彼の人柄を現す「いい話」製造機として多くのレスラーや関係者から愛される存在でした。その愛嬌の裏にあった苦しみを通して描かれる、彼自身の本当の想いとは?
プロレスファンならずとも期待の作品となりそうです。
とは言え、映画化するとなれば誰かがアンドレを演じなければなりません。223cmで体重200kgを超える男をどうやって再現するのか? それが一番の問題のような気がします。アンドレの前にも後ろにもアンドレはいませんから。
アンドレをよく知らないという人はロブ・ライナー監督作『プリンセス・ブライド・ストーリー』に出演していますのでご覧ください。映画そのものも面白いです。
[ad#ad-pc]
参照:variety.com/2016/film/news/andre-the-giant-biopic-1201769286/
コメント