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映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

ハリウッド版『アキラ』はまだ生きていた!?新脚本家を選定。

ハリウッド版『AKIRA』の企画に新しい脚本家が加わる。度重なる企画の頓挫を乗り越え、本当に『AKIRA』は実写化されるのか?

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「アキラは俺たちの中に生きているぞ!」

という印象的なセリフで幕が閉じる大友克洋監督による1988年の『AKIRA』はその後世界中でカルト的な存在となり、ハリウッドリメイクの話もこれまで何度も企画されている。当初は大作としての製作を予定していたワーナーも、その後企画の頓挫を繰り返し、それでも『AKIRA』の映画化を希望を捨て去ることなく、製作費を減額したり、監督を変えたりと、ほとんど「ヤルヤル詐欺」に近いほどの迷走ぶりが印象的。

そんな迷走『AKIRA』にテレビ版の『デアデビル』を担当する脚本家マルコ・J・ラミレスを起用することで仕切り直すことになりそうだと報じられた。

2011年に映画化が進行していた時期には、『トロン』のギャレット・ヘドランドにクリステン・スチュワートやゲイリー・オールドマンといったキャストが噂されたものの、その企画そのものが既に死んでいるか、かなり手が加えられていると思われるので出演陣も気になるところ。そして当然大佐は渡辺謙しかいないでしょう。

正直、長らくハリウッド版『AKIRA』には期待し続けてきた過去があるだけに、ここ数年の企画の大幅グレードダウンや度重なる企画中止を知るにつれて、期待値も下がっています。もう無理に実写化する必要もないと思うし、うまくまとめられるとも思えません。

未だにファンの多い原作だけに、安易な映像化だけは避けてもらいたいものです。

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参照記事:COLLIDER

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