ハリウッドが本気で実写化する『デスノート』のレーティングについてプロデューサーが「大人向け」と断言。監督は『ザ・ゲスト』のアダム・ウィンガード、そして主演は『きっと、星のせいじゃない。』のナット・ウルフ。
ハリウッド本気の実写版『デスノート』
これまで日本の漫画原作実写化はハリウッドでは失敗続きだった。『エヴァンゲリオン』や『寄生獣』(日本で実写化)などは企画そのものが頓挫し、実現まで漕ぎ着けた『北斗の拳』や『ドラゴンボール』も作品として成功することはなかった。
しかしその嫌な流れを変えることになるかもしれないのが『デスノート』デス!
企画そのものは2010年くらいから立ち上げられており、最初は『アイアンマン3』のシェーン・ブラック監督がメガホンを取る予定でしたが、その代わりとしてなぜかガス・ヴァン・サント監督の名前が上がり『デスノート』が天才映画に変えられる!という危惧もありましたが、結局は『ザ・ゲスト』の監督でホラー畑の若手アダム・ウィンガードがメガホンを取ることに決定。
そして夜神月(やがみライト)役には『きっと、星のせいじゃない。』や『Paper Town』のナット・ウルフが決定。弥海砂(あまね ミサ)役にはアンディ・マクダウェルの娘マーガレット・クオリーが交渉中と伝えられている。
つまり、なかなか気合が入っているのだ。
実写版『デスノート』はR指定か!?
現在大人向けコミックス原作映画『デッドプール』が異例の大ヒットを記録するなか、ハリウッド実写版『デスノート』のプロデューサーのロイ・リーが『デスノート』のターゲット層について語ってくれました。
もちろん、大人向けだよ。R指定より下のレーティングになるなんて考えられない。きっと漫画原作の映画としては初めて、リアリティを備えながらもファンタスティックな要素も忘れていない作品となるだろう。
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ということでプロデューサーはR指定となるとほとんど断言しています。
監督が『サプライズ』(2011)というスプラッター映画を撮ったアダム・ウィンガードという時点で、なんとなく想像できたホラー展開をメインとして作品となることはほぼ間違いないようです。
おそらくこの流れを『デッドプール』の大成功が後押しすることは間違いないでしょう。ハリウッド実写版『デスノート』の公開時期は未定ですが、製作は今年の春から開始される予定です。
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