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映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

ニコラス・ホルト、『ライ麦畑』のJ・D・サリンジャーを演じる。

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ニコラス・ホルト、「イモータン・ジョー!!」の次は『ライ麦畑でつかまえて』の隠遁の作家J・D・サリンジャーを演じることが決定!

主演から脇役まで幅広い映画でひっぱりだこのニコラス・ホルトが、『ライ麦畑でつかまえて』の作家J・D・サリンジャーの伝記映画にサリンジャー役で主演することが決定した。

原作はケネス・スラウェンスキ著『J. D. Salinger: A Life』で、本編ではサリンジャーの代表作であり、その後の彼自身の生きかたにも決定的な影響を与えた『ライ麦畑でつかまえて』が誕生の経緯を彼の半生を通して描く。そしてサリンジャー自身が経験した第二次大戦の経験も描かれる。彼の場合はノルマンディー上陸作戦に派兵されるも激烈な戦場に耐えかねPTSDを患うことになり、それが彼の作風に大きな影響を与えたと言われる。

監督は長編デビューとなるダニー・ストロングで、彼は過去にリー・ダニエルズ監督の『大統領の執事の涙』の脚本を手がけている。

サリンジャーといえば「偏屈」というイメージがあり、ガス・ヴァン・サント監督作『小説家を見つけたら』に登場したショーン・コネリー演じる一風変わった作家のモデルともなったと言われる。一方、ニコラス・ホルトは大作映画のみならず様々なジャンルの映画に挑戦する若手俳優のひとりで、なかなか面白くなりそう。

公開時期に関しては未定だが、来週から始まるトロント国際で配給権がやりとりされることになりそうなので、近いうちに発表される見込み。

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参照記事:COLLIDER

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