金持ちアメリカ人とクンフーマスターがタッグを組むヒーロー映画『グリーン・ホーネット』のリブート企画が、『ウォーリアー』『ザ・コンサルタント』の監督ギャヴィン・オコナー監督によって始動!!
ブルース・リーの出世作ともなった『グリーン・ホーネット』のリブートが再び企画されていることがDeadlineの報道に判明しました。
『グリーン・ホーネット』とは『バットマン』のライバル的シリーズで、新聞社の若き社長が素性を隠し謎のヒーロー「グリーン・ホーネット」となり、武術の達人でアジア系の相棒カトーとともに愛車ブラックビューティー号を駆って犯罪と戦うというストーリー。
テレビ版ではカトー役をブルース・リーが演じ、その後大スターへの道を歩み始めました。
『グリーン・ホーネット』は2011年にセス・ローゲンとジェイ・チョウ共演によって映画化され、主人公が全く役に立たないヒーローという謎設定で話題を呼んだことをきっと多くの人がお忘れだろう。
そして今回、ヒーロー映画の製作に乗り出したいパラマウント・ピクチャーズが『グリーン・ホーネット』の映画化権を取得し、『ウォーリアー』や『ザ・コンサルタント』のギャヴィン・オコナーを監督に据えて、リブートに乗り出していることが判明した。
ギャヴィン・オコナー監督がDeadlineのインタビューで詳細を語っている。
『グリーン・ホーネット』のリブートに関しては、いつかのようなデタラメさは排除して、実直さを取り入れるつもりだ。現代的な流れの中で『グリーン・ホーネット』を、力強いストーリーとキャラクターで心に響くテーマとともに再び物語化したい。我々は今、コミック映画全盛の時代にいて、重要なことはいかに違いを生み出すのかということ。どうやって他のコミック原作映画との違いを生み出すのか? どうやって商業主義と芸術との間でバランスを取るのか? どうやって深みを獲得し、感情を刺激するのか? どうやってキャラクターに脈打つ心臓を埋め込むのか? これらは全部私の不安であり、欲望であり、意思であり、恐怖でもあり、そしてゴールでもあるんだ。
ということでギャヴィン・オコナー監督はやる気十分のようです。
また『グリーン・ホーネット』におけるヒーロー像については「逆さまになった『バットマン』が(『アメリカン・スナイパー』の)クリス・カイルを経由して裏返しになった『ジェイソン・ボーン』と出会ったよう」と表現しており、正直よくわかりません。
加えて主人公のブリット・リードは「アンチ・ブルース・ウェイン」になると言います。この点はセス・ローゲン版もそうでしたね。ただ2011年版はうじうじはするけど、基本的に他人任せという、アンチぶりでしたが。
とにかく『ウォーリアー』や『ザ・コンサルタント』などで手腕が十分に評価されるギャヴィン・オコナー監督ですから、期待しましょう。
そして一体カトーは誰が演じるのか?
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