『スターウォーズ/フォースの覚醒』がレオナルド・ディカプリオ主演作を抑えて4週連続の首位を獲得。北米だけで8億ドルを突破した唯一の映画となり、全米歴代1位の興行成績を達成。残すは『アバター』のもつ世界記録のみとなりました。
『スターウォーズ/フォースの覚醒』が4週連続首位
先週比では54%落ち込むも、まだ4160万ドルを稼いだ『スターウォーズ/フォースの覚醒』が4週連続で首位を獲得。全米での興行成績はトータルで8.12億ドルとなり、これまでの記録ホルダーだった『アバター』の7.6億ドルをたった20日間で追い抜きました。もちろん全米で8億ドルを突破した映画は『スターウォーズ/フォースの覚醒』だけということになり、名実ともに全米ナンバーワン映画となりました。
そしてレオナルド・ディカプリオ主演で『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作の『レヴェナント 蘇えりし者』は惜しくも初登場2位ということに。壮絶な復讐劇を描き、今年のアカデミー賞にも食い込んでくるだろう話題作です。音楽は坂本龍一が担当し、こちらもオスカーの期待がかかります。
以下がトップテンリストです。
引用:collider.com/star-wars-the-force-awakens-holds-off-the-revenant-for-fourth-box-office-win/
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『スターウォーズ/フォースの覚醒』は世界記録を樹立できるか?
映画興行の主戦場である北米で圧倒的な強さを見せつけ新記録を樹立した『スターウォーズ/フォースの覚醒』に残された記録とは、世界記録だけとなりました。現在の記録ホルダーは『アバター』で27億8796億ドルという日本円換算で3300億円ほどの荒稼ぎぶり。一方『スターウォーズ/フォースの覚醒』は現在17.3億ドルほどと、まだまだ大きな差があります。
『アバター』の強みは全興行成績の7割りを超える海外での収益といえ、その点において『スターウォーズ/フォースの覚醒』は5割ほどとなっています。しかしそこを埋めるのが現在世界で2番目に巨大なマーケットへと急成長した中国で、すでに公開が始まり『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』とほぼ同じ初動でヒットを記録しています。中国では2.5億ドルほどのヒットが期待できるとしても、それでも『アバター』にはまだ追いつけないということに。
現在『スターウォーズ/フォースの覚醒』は『ジュラシック・ワールド』を抜いて世界記録でも3位につけています。当面は2位で21.8億ドルを記録している『タイタニック』越えを目指すということになりそうです。
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