4月22~24日の全米Box Officeはディズニー実写化映画『ジャングル・ブック』が2週連続の首位獲得。すでに世界中で5億ドルを超えるメガヒットを記録。第2位には『スノーホワイト』続編がランクインするも前作の半分にも満たない残念なスタートに。
4月22~24日全米Box Officeの首位は『ジャングル・ブック』!
ディズニー最新実写映画『ジャングル・ブック』が先週の大ヒットデビューの勢いそのままに2週目も6080万ドルを稼ぎ、公開2週目にして全米興行2億ドルを目前にしました。そして中国、インド、ロシアという大国でも大ヒットしており全世界で5.28億ドルというメガヒットを記録。絶賛に染まるレビューにも後押しされ、まだまだ数字を伸ばしそうです。
2位には『スノーホワイト』の続編『スノーホワイト/氷の王国』がランクインするも、、、
首位の『ジャングル・ブック』とは対照的に第2位にランクインした『スノーホワイト』の続編『スノーホワイト/氷の王国』は2000万ドルほどの残念スタートに。前作にも登場したクリス・ヘムズワース演じる猟師を主人公に、エミリー・ブラント、ジェシカ・チャステインがキャストに加わり、シャーリーズ・セロン演じる邪悪な氷の女王と戦うというド派手なストーリーながらも、全米で1.5億ドル超を売り上げた前作のようなヒットは絶望的な状況に。
製作費が1.15億ドルだけにその回収が当面の目標だろうが、消極的なレビューが多く挽回も難しいか。
4位には『ズートピア』が粘る
3位には先週2位だった『バーバー ショップ3』がランクインし、そして4位にはディズニーアニメの『ズートピア』が粘りを見せてランクイン。すでに全米で3.16億ドルを稼ぎ、先日開始された日本公開と相まり世界でも10億ドルに迫る大ヒット。首位の『ジャングル・ブック』と4位の『ズートピア』と、実写とアニメの違いはあるものの共に動物世界を描いており、この分野でのディズニーの強さを見せつける結果になっている。
トム・ハンクス主演作もランクイン
5位にはメリッサ・マッカーシー主演の『The Boss』、6位には『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、7位にはケヴィン・コスナー主演の肉体入れ替わりサスペンス『Criminal』、8位には『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング 2』、9位には『Compadres』、そして10位にはトム・ハンクス主演の『A Hologram for the King』が117万ドルを売り上げランクイン。
大作映画が公開週末だけで1億ドルを荒稼ぎする一方で、トム・ハンクス主演作がその100分の1ほどのスタート。同じくリチャード・リンクレイター最新作の『Everybody Wants Some!!』も絶賛レビューに染まる中、4/25日現在で240万ドルほどしか稼げていません。
来週も『ジャングル・ブック』の勢いは続きそうですが、他の巻き返しにも期待です。
- ディズニー実写化映画『ジャングル・ブック』のコンセプトアートが公開
- ジョン・ファブロー監督作『ジャングル・ブック』の公開前からすでに続編製作がスタート!
- 実写版『ジャングル・ブック』の豪華声優陣のイメージが公開!
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参照:collider.com/box-office-the-jungle-book-the-huntsman-winters-war/
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