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映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

『猿の惑星:聖戦記』予告映像:魂を持った人類は、滅びない。

War for the planet of the apes caesar image

『猿の惑星:聖戦記』から予告映像が公開されました。ウィリアム・フォークナーによるノーベル文学賞時のスピーチを、オリジナル『猿の惑星』主演のチャールトン・へストンの声で再現した告知動画で、本予告は明日公開。

私は人類の終演を拒絶する。人類は忍耐だけでなく、勝利も手にする。神から与えられた不死なる声を持つだけでなく、人類には魂があるからこそ、同情と犠牲と忍耐を携えた精神を持っているのだ。故に私は拒絶する、人類の終焉を

この演説のベースとなっているのは作家ウィリアム・フォークナーが1949年にノーベル文学賞を受賞した時のスピーチです。人間の気高さと偉大さを讃えるスピーチですが、このシリーズ内でチャールトン・ヘストンの声で聞くと、その意味が全く違って聞こえます。

フォークナーが訴えた、唯一魂を持った存在が人間であるという前提が崩れてしまっている世界では、この言葉は戦争の根拠にもなり得てしまいます。

ついに「種の存亡」をかけた局面にまで突入する『猿の惑星:聖戦記』は2017年7月14日全米公開&2017年秋日本公開予定。そして最終予告編も明日公開予定です。

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