『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』『スーサイド・スクワッド』のエズラ・ミラー主演で、悪名高い心理実験「スタンフォード監獄実験」を映画化する『プリズン・エクスペリメント』の日本版予告編&ポスターが公開されました。
「スタンフォード監獄実験」とは普通の学生を「囚人役」と「看守役」に分け、役割が立場が人格にどういった影響を与えるのかを調べるために1971 年にアメリカの大学で実際に行われた心理実験。実験の期間は14日間としていたが、実験が開始するや否や暴力が蔓延し、わずか5日で幕を閉じたことでも有名で、のちに『es[エス]』や『エクスペリメント』といった映画の題材にもなっている。
『プリズン・エクスペリメント』日本版予告編
ストーリー
1971年8月―。スタンフォード大学心理学部のジンバルドー教授(ビリー・ クラダップ)は、夏休みの校舎を利用してとある実験を始めた。被験者とし て募集された男子学生を 9 名の看守と 9 名の囚人グループに分け刑務所生活 を再現し、“役割”が、人にどう影響するかを調べるというものだった。看 守は囚人に暴力を振るわないことなどいくつかの条件の下、実験は始まっ た。囚人番号 8612 となったダニエル(エズラ・ミラー)は、刑務所に収監 されるが反抗的な態度から屈辱的な命令がエスカレートし、遂には暴力にま で発展する。しかし、監視カメラで様子をみているジンバルドー教授はスタ ッフの制止もきかず実験の続行を命令する…。一方、ダニエルはひとり気が 狂ったふりをして脱出し、皆を助けに戻ると約束するが…。
本作では、原作となった心理学書「ルシファー・エ フェクト」を忠実に映像化。命令の名のもとに、普通の人間がいとも簡単に惨忍になり、人格破壊をしていくかをエモーショナルに抉り出しサンダンス映画祭などで話題となった。
エズラ・ミラー主演『プリズン・エクスペリメント』は2017年7月19日より新宿シネマカリテにて公開。
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