映画『Chuck』予告編:ロッキーとモデルとなったボクサー、チャック・ウェプナーの真実

Chuck liev shcreiber

『完全なるチェックメイト』や『スポットライト 世紀のスクープ』にも出演したリーヴ・シュレイバーが実在の白人重量級ボクサーだったチャック・ウェプナーを演じる伝記映画『Chuck』の予告編が公開されました。

近年はマイケル・B・ジョーダン、ジェイク・ギレンホール、そしてマイルズ・テラーも『ビニー/信じる男』で奇跡のボクサー、ビニー・パジェンサを演じるなど、ボクシング映画が盛り上がる中での、真打の登場です。

本作の主人公チャック・ウェプナーはアメリカでは珍しい白人ヘヴィー級として活躍した実在のボクサーで、1975年にはモハメド・アリの持つ世界王座に挑戦し、9Rにはダウンを奪うも(本当は転んだだけ?)、15RにTKO負け。

そして77年には我らがアントン・猪木と格闘技世界一決定戦で激突し、アントンを鋭いパンチで追い詰めるも最後はボストンクラブに沈んだ。

映画『Chuck』予告編

成績から見れば「よくいる」タイプの挑戦者止まりのボクサーだったチャック・ウェプナーだが、特にアリとの世界戦は今でも語り継がれる名勝負。

チャック・ウェプナーがファンに愛された理由は、彼が誰よりも強かったからではなく、誰よりもしぶとく、根性があったからだ。圧倒的に不利な状況であっても勝利にこだわり、「最後までリングに立ち続ける」という強い意志で、絶対的王者に立ち向かって行く。

1975年3月24日のアリ対チャックの一戦、絶対王者の猛攻に耐えながらも15RにTKOでマットに沈んだチャック・ウェプナーは間違いなく「敗者」だった。勝者はアリで、敗者はチャック。しかしその戦いをテレビ観戦していたイタリア系の一人の売れない俳優の目には、チャック・ウェプナーこそが真のチャンピオンに映った。パワー、センス、スピードのいずれも勝る王者を相手にも恐れを抱くことなく、ただ自分に勝利するためだけにマットに立ち続けたチャック。その激戦が一人の売れない俳優に脚本を書かせるきっかけとなった。それがロッキー・バルボア誕生の瞬間だった。

本作でチャック・ウェプナーを演じるのは『大統領の執事の涙』ではリンドン・ジョンソンを演じ、『完全なるチェックメイト』ではロシアのチャス王者ボリス・スパスキーを演じたリーヴ・シュレイバー。

監督は『ぼくたちのムッシュ・ラザール』で第84回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたフィリップ・ファラルドー。

共演には実生活でもリーヴ・シュレイバーのパートナーでもあるナオミ・ワッツ、エリザベス・モス、ロン・パールマンなど。

映画『Chuck』は2017年5月5日全米公開。

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Chuck movie image
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