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ソニー・ピクチャーズ、女性版だけでなく男性版『ゴーストバスターズ』の製作も決定!主演はチャニング・テイタム!?

女性版『ゴーストバスターズ』を製作するソニー・ピクチャーズが男性陣を主役とした『ゴーストバスターズ』も製作すると発表!監督には『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のルッソ兄弟を、そして主演にはチャニング・テイタムを起用する方針!

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ハッキング騒動から『スパイダーマン』関連のニュースと最近大忙しのソニー・ピクチャーズがまたまた常識はずれの企画をぶち上げました。

すでにポール・フェイグ監督で製作が進行している女性キャストを主役としてリメイクされる『ゴーストバスターズ』が、今度はオリジナル同様の男性キャスト版も製作することがソニー・ピクチャーズから発表されました。これは同じ世界観で性別を異にする2作品を、同じ映画会社が製作するという前代未聞の出来事です。

男性版『ゴーストバスターズ』に関してはソニーは監督候補として『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のルッソ兄弟、の、主演とプロデューサーにはチャニング・テイタムの起用を目指しているということです。そして脚本には『アイアンマン3』のドリュー・ピアースを予定し、同時にオリジナルの監督であるアイヴァン・ライトマンとダン・エイクロイドがソニー傘下の「ゴースト・コープ」という製作部門を率いることも発表されました。

先日ソニーとファースト・ルック契約を結んだルッソ兄弟ですが、こういった話がすでに水面下で始動していたのでしょう。

関連記事:『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』監督のルッソ兄弟がソニーと優先交渉契約を結ぶ!

しかし女性主役版と男性主役版に同じ作品世界が分けられるというのはちょっと尋常とは思えません。この背景には先日ソニー・ピクチャーズの会長職を辞任したエイミー・パスカルの存在があるのでしょうか。そもそも女性版『ゴーストバスターズ』は女性であるエイミー・パスカルの経営下で製作が決定した企画であるのに対し、現在ソニーはハッキング騒動における彼女の差別的なメール内容を契機に評判はガタ落ち状態。そこには新経営陣の早くエイミー・パスカルの記憶を消し去りたいという思惑が見え隠れします。

しかし最近のハリウッドでは「なぜ女性主役のヒーロー映画が作られないのか」という、その男性優位的な業界構造に内部からも反発の声が上がっており、このソニーの決定は出口を間違えるとまたハッキング騒動同様の逆風となりかねません。

リリースを読む限りではまず女性版があって、それに続く形で男性版『ゴーストバスターズ』が作られることになりそうなので、やはりゆくゆくは男女混合チームという流れになりそうな予感です。

しかし今話題のルッソ兄弟監督でチャニング・テイタム主演、脚本は『アイアンマン3』や『ゴジラ』のドリュー・ピアース、そしてオリジナル作品に関わったダン・エイクロイドやアイヴァン・レイトマンらが「ゴースト・コープ」というソニー傘下の製作グループを指揮するとなれば、オリジナルファンはたまらないことでしょう。

このニュースもしっかりと追い続けたいと思います。

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参照記事:/FILM

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