『スター・ウォーズ』シリーズは迷走しているのでしょうか?
ディズニー・ルーカス・フィルムは『スター・ウォーズ』新シリーズの最終章となるエピソード9から『ジュラシック・ワールド』コリン・ トレボロウ監督を「創造性の違い」のため解任したことを明らかにしました。
アメリカではレイバー・デイの祝日後に電撃的に飛び込んできたニュースに、驚きを隠せません。
「ルーカス・フィルムとコリン・トレボロウの双方は『スター・ウォーズ/エピソード9』について別々の道を歩むことで合意しました。コリンは制作過程で素晴らしい協力者であり続けましたが、お互いのヴィジョンの違いからこのような結論に至りました。」
ということでハン・ソロ主役のスピンオフ作品でも監督降板劇とほぼ同じような文面です。
舞台裏で一体何が起きていたのかは知る由もありませんが、『ジュラシック・ワールド』の記録的ヒットから抜擢されたコリン・トレボロウ監督も、『スター・ウォーズ/エピソード9』を前にド派手なアクション映画だけでなくドラマ作品でも真価を発揮できると挑んだ『The Book of Henry』では批評的にも興行的にも大惨敗。
報道では2015年に監督抜擢された後からコリン・トレボロウが提出したアイデアはスタジオサイドからことごとく却下される事態に、撮影が開始される前に解任することが最善だと考えたとも伝えられています。
『スター・ウォーズ/エピソード9』は2018年1月に撮影が開始され、2019年5月に公開予定。そのためハン・ソロ主役のスピンオフのような撮影中の解任劇を避けるべく早めに手を打ったという格好のようです。
一部では『スター・ウォーズ/エピソード8』のライアン・ジョンソン監督がそのまま引き継ぐという案も出ているということですが、一体どうなるのか続報が待たれます。
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