ザック・スナイダー監督が家庭の事情から『ジャスティス・リーグ』を降板し、後任に『アベンジャーズ』ジョス・ウェドンが就任することが決定したという衝撃的なニュースが飛び込んできました。
THRの報道によると今年3月に監督の娘が自殺したことを受けてザック・スナイダーは『ジャスティス・リーグ』からの降板を決意したという。監督降板の契機となった家族の不幸についてはこれまで公表されてこなかったが、一時は監督継続の道を模索するも、「この二ヶ月間で理解し、そして決意したことは、映画から離れて、今私を最も必要とする家族や子供と一緒に過ごすことだった」とザック・スナイダー本人がインタビューでコメントしました。
ワーナー・ブラザーズも当初は『ジャスティス・リーグ』の公開延期によって乗り越えようと提案するも、ザック・スナイダーは降板を決意。すでに撮影を終えた作品からの監督降板という異例の事態に、『アベンジャーズ』監督からDC映画へ移籍が報じられていたジョス・ウェドンが後任を務めることに。
映画『ジャスティス・リーグ』はDCヒーローが集結する話題作で全2部構成になる予定で、最初の作品は2017年11月17日に公開予定。なお『ジャスティス・リーグ』の撮影は終えているものの、現在は追加撮影を含むポスト・プロダクションの最中。
兼ねてからジョス・ウェドンは『ジャスティス・リーグ』の手直しに参加していると噂されていたが、その背景には今回の不幸が関係しているようで、追加撮影やポスプロ作業をジョス・ウェドンが引き継ぐことになる。
これまで監督降板が日常的に繰り返され製作現場の混乱が伝えられてきたDC映画ですが、まさか屋台骨を支えるザック・スナイダーが、こんな形で去ってしまうとは思いもしませんでした。
ザック・スナイダーがこの悲しみを乗り越えてまた映画を撮ってくれることを願います。
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