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イドリス・エルバとマシュー・マコノヒーがS・キング原作『ダーク・タワー』に出演!

スティーヴン・キングのライフワークだった長編ダーク・ファンタジー小説『ダーク・タワー』の映画化作品の主役ローランド役にイドリス・エルバが、そして宿敵「黒衣の男」役にマシュー・マコノヒーが決定したことが判明しました。

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イドリス・エルバ、マシュー・マコノヒーは『ダーク・タワー』で共演!

スティーヴン・キングの代表作で全7部構成という壮大な長編ダーク・ファンタジーの映画化が遂に実現します。アメリカ西部に似た荒廃した中間世界を舞台に、諸悪の根源である「暗黒の塔」を修復するために「最後のガンスリンガー」ローランドと奇妙な仲間たちの壮大な旅が、最高のキャストによって描かれるのです。

『ダーク・タワー』の監督はデンマーク映画『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』のニコライ・アーセルに決定しており、彼がインタビューに答える形で、主要キャストに決定したイドリス・エルバとマシュー・マコノヒーの印象について語っている。

まず主役ローランドを演じる、イドリス・エルバについて。

私にとってそれは「ひらめき」みたいなものだった。彼(イドリス・エルバ)は圧倒的な男だよ。私は彼のところへ行って主人公ローランドの旅のイメージとカ・テット(運命で結ばれた集団)について説明して、一緒にキャラクターや、冒険の意味、登場人物の心理状況について語り合ったんだ。ふたりが同じイメージを共有できるようにね。結果、我々は同じアイデアと考え方を共有できた。彼にしか演じられないローランドのイメージが出来上がったよ。

そして宿敵「黒衣の男」役マシュー・マコノヒーについて。

マシューは何だって演じられる素晴らしい俳優さ。これはウォルター(黒衣の男)に関しても言えることなんだ。彼は何だって出来る。時間を超越した魔術師のようにね。スティーヴン・キングの読者になってからというもの、ウォルターについてずっと考えてきたんだ。奴は他の誰も真似できない方法で世界を見ている。例え光の影のスペクトラムの誤った方に属しているとしても、彼は喜びに似た感情で世界を見ている。彼ほど面白い男は他にいないよ。

イドリス・エルバが『ダーク・タワー』へ主演に決定したことは、これからいくつかの議論を巻き起こしそうです。まず彼が演じる主人公ローランドは、スティーヴン・キングの原作では白人でした。このキャスティングふぁ噂になっていた段階からいくらかのファンからは反対の声が挙げられていましたが、原作者のキングは「ローランド役に肌の色は関係ない。重要なことは、彼が早く銃を打てるのかということだ」とコメントしており、新しいローランド像が見られそうです。

そしてもうひとつ話題になりそうなのが、「イドリス・エルバ次期ジェームズ・ボンド説」が、これでなくなったかのしれないことです。ダニエル・クレイグのボンド降板の噂がこれまでにないほどに行き交っているなかで、新しいボンドとして期待されたイドリス・エルバですが、『ダーク・タワー』のシリーズ化はほぼ間違いなく、ジェームズ・ボンドとのイメージの兼ね合いは難しいでしょう。

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これまで何度も映画化の企画が立ち上がっては頓挫してきた『ダーク・タワー』が、これで本当に実現しそうです。監督によると2ヶ月以内に南アフリカで撮影を開始し、2017年1月13日の公開を目指しているそうです。

現在アメリカのHuluではスティーヴン・キング原作『11/22/63』のドラマが絶賛されており、キングのファンに嬉しい映像化が続きます。

・海外ドラマレビュー『11/22/63』※ネタバレあり

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