メル・ギブソン監督作『Hacksaw Ridge』の公開日が11月4日に決定
メル・ギブソン監督作、アンドリュー・ガーフィールド主演の第二次大戦ドラマ『Hacksaw Ridge』の公開日が2016年11月4日に決定しました。『ブレイブ・ハート』での監督賞と作品賞のダブル受賞から、『パッション』や『アポカリプト』と話題作を続々と監督するも、舌禍事件でハリウッドから事実上干されていたメル・ギブソンが、来年のアカデミー賞などの賞レースに帰ってくることになりそうです。
11月4日での公開となれば年末の各映画賞や、来年のオスカーも見据えていることは間違いなく、このスケジュール決定の要因はもちろん前評判の良さです。曰く、「非常に高いレベル」で、「ドラマとアクション、そして宗教観が同等に配置された」映画となっているとのことです。
主演のアンドリュー・ガーフィールドが演じるのは第二次大戦 に兵士としての兵役を拒否するも、衛生兵として危険な前線で多くの負傷兵を救った実在の人物エドモンド・ドス。彼は敬虔なクリスチャンとしてライフル隊や武器輸送といった人殺しの仕事は拒否し、あくまで衛生兵として危険な現場へと赴いた人物。そして沖縄での日本軍との戦いではひとりも殺すことはなく、多くの米兵を助けたという。
戦争という 大きなうねりのなかでも信仰を忘れず神の教えに忠実に生きた男の物語を、ほとんど原理的なカトリック教徒で、その宗教観が様々な問題の引き金となっているとも考えられるメル・ギブソンが映画化するとなれば、やはり『パッション』を思い起こさせます。これは面白そうです。
メル・ギブソン監督作『Hacksaw Ridge』は2016年11月4日に全米公開となります。
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参照:collider.com/hacksaw-ridge-release-date-mel-gibson-oscars/
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