B級映画時代のスティーブ・マックイーンが主演した『マックイーンの絶対の危機(人喰いアメーバの恐怖)』のリメイク企画が『エクスペンダブルズ2』のサイモン・ウェスト監督で進行中!
リメイクやリブートが花盛りの昨今、とうとうスティーブ・マックイーンの出世作(?)『マックイーンの絶対の危機(人喰いアメーバの恐怖)』までもが現代に蘇ろうとしている。
監督はド派手なアクション映画に定評のある『コンエアー』や『エクスペンダブルズ2』のサイモン・ウェスト。彼が伝説のB級映画リメイクへの意気込みを語っている。
そうだな、オリジナルよりもでかい風呂敷を広げるぜ。こじんまりとしたホラー映画にするつもりはない。俺のヴァージョンではもっとSFチックになるんだ、、、こう、ブロブ(=人食いアメーバ)自体がもっと洗練されているというか、わかりやすく言えば『エイリアン』とか『プレデター』に近いというかだな、ほら、『ジュラシック・パーク』には本当に蚊のDNAから恐竜が蘇るんじゃないかみたいな説得力があったけど、そんな風な科学をベースにしてるんだよ。それにオリジナルでは描かれなかったブロブ(=人食いアメーバ)の正体なんかも描きたいな。とにかくブロブ(=人食いアメーバ)の造形はもっとカッコよく、ホラー映画というよりもモンスター映画になるんだぜ。
ということでインタビュー記事からでも監督のいい意味での「アホさ」がにじみ出ています。
この映画はマックイーンの初主演作作品ということとブロブ(=人食いアメーバ)の残念な造形でカルト的な人気を誇っている作品ですが、一番の見所はなんといってもエンディングなんです。物語が終わり「END」の文字がスクリーンに映し出されるとそれが、ぐにゅーーーとなって「?」となる、最高にダサかっこいいエンディングです。続編を是非とも作りたいが予算の関係上わからないぜ、という製作陣のいい加減な心意気が見え隠れします。実際に続編が作られましたが。
どれほどの人が期待しているのかは想像もつきませんが、俺は見たいぞ!
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参照記事:/FILM
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