『デッドプール』が驚異的な大ヒットスタートを記録!1億3500万ドルを稼ぎ初登場一位を獲得。それだけではなくR指定映画としては歴代最高、『X-MEN』シリーズでも歴代最高など様々な記録を打ち立て他を圧倒しました。
『デッドプール』が止まらない!
公開直後から『デッドプール』が予想を超える「スゴイ」ことなりそうだということは確実視されていましたが、まさかここまでやってくれるとは驚き以外の何ものでもありません。
新人監督ティム・ミラーがメガホンを取り、アメコミ映画が軒並み大ヒットするなから『グリーンランタン』で取り残されたライアン・レイノルズが主演した『デッドプール』が5800万ドルという少ない製作費とR指定という障害を物ともせずに、公開から3日間で1億3505万ドルを売り上げる驚異的な成績を記録しました。スタジオが当初設定していた目標の最大値が7500万ドルと言われており、それさえも悠々越えていく数字となりました。全く嬉しい想定外の大ヒットです。
大作映画は夏以降に公開されるトレンドのなか1月から5月にかけて公開された映画の中では『ハンガーゲーム』と『ワイルド・スピード SKY MISSION』に次ぐ歴代3位の記録で、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を越えています。それ以外にも数々の記録を打ち立てていますのでざっと書き出してみます。
- 2月公開映画のオープニング週末最高記録:(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)
- プレジデントデイを含む週末4日間最高記録:(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)
- R指定映画オープニング週末最高記録:(マトリックス:リローテッド)
- R指定アメコミ映画オープニング記録:(300)
- 冬期(1月〜3月)公開映画オープニング記録:(アメリカン・スナイパー)
- 20世紀FOX映画歴代最高オープニング:(スターウォーズ/シスの復習)
しかもこれらだけでなく『デッドプール』は全米歴代10位のオープニング記録となることも確実視されています。R指定映画で、しかも3D上映がないため特別料金の上乗せもない『デッドプール』が並み居る歴代の大作映画たちを踏み越えていく姿は爽快です。
マーベルコミックス原作映画では『アベンジャーズ』、『エイジ・オブ・ウルトロン』、『アイアンマン3』に次ぐ記録で、アメコミ映画全体でも歴代7位という成績となります。スゴイのです。
『ズーランダー2』は笑えないスタートに、、
もちろん『デッドプール』以外にも映画は公開されていますが、ほぼ忘れ去られた格好となりました。ダコタ・ジョンソン主演の『How to be Single』が初登場3位となり、ベン・スティラー最新作で15年ぶりの続編となった『ズーランダー2』は初登場4位とスタートから出遅れてしまいました。以下が今週のボックスオフィスとなります。
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『デッドプール』は成績だけでなく批評も好意的なものが多いだけに、まだまだ数字が伸びることが期待できます。日本では2016年6月公開となりますが、早く観たいですね。
参照:collider.com/deadpool-demolishes-box-office-records-with-135-million-debut/
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