トロント国際映画祭(TIFF)で、『セッション』デミアン・チャゼル監督最新作『ラ・ラ・ランド(原題)/La La Land』が最高賞となる観客賞を受賞! オスカーレースの筆頭に踊り出す!!
これから本格化する映画賞レースの先陣を切ってカナダのトロントで開催されたトロント国際映画祭(TIFF)の各賞の発表が行われ、最高賞となる観客賞を『セッション』デミアン・チャゼル監督でエマ・ストーンとライアン・ゴズリング共演の『ラ・ラ・ランド(原題)/La La Land』が見事に受賞しました。
アカデミー賞との相性の良さが目立っているトロント国際映画祭は事実上オスカーレースの試金石となっており、近年は『それでも夜は明ける』『英国王のスピーチ』などがトロントで観客賞を受賞した後にアカデミー賞作品賞を受賞している。
『ラ・ラ・ランド(原題)/La La Land』はロスを舞台に売れない女優と貧しいジャズピアニストの恋の行方を音楽に合わせて描くミュージカル・ロマンス。ハリウッド全盛期のミュージカル世界の再現を現代に試みる話題作。トロントに先駆けてプレミア公開されたベネチア国際映画祭でも強く支持されており、今後の映画賞レースでは柱となることが予想される。
また『ラ・ラ・ランド(原題)/La La Land』と観客賞を争った他の候補作品のなかでも、インドで迷子になってその後オーストラリアで育った青年が自分の本当の故郷をグーグルアースで探し当てる実話を映画化した『ライオン(原題)/Lion』や、チェスに情熱を燃やすウガンダの少女をルピタ・ニョンゴが演じる『Queen of Katwe』などはこれからの賞レースでも比較されることになりそうな期待作。
ここ数年はトロント国際の観客賞によってその後の映画賞レースの流れが作られているだけに、『セッション』で注目を浴びた若きデミアン・チャゼル監督がこのままハリウッドの階段を登りつめてしまうのか、これからが楽しみです。
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