ブラッド・ピット主演・製作で大ヒットした『ワールド・ウォーZ』の続編監督としてデヴィッド・フィンチャーがサイン寸前の状況であるとVarietyが報じました。
『ワールド・ウォーZ』はゾンビ映画でありながらも巧妙なプロモーションとブラピ主演によって全世界で5億ドルを超えるヒットを記録。しかし製作過程は混乱を極め、その余波は続編にまで波及していた。
これまで続編監督にはJ・A・バヨナが有力候補とされてきたが、なかなか定まらない製作スケジュールのためバヨナは『ジュラシック・ワールド』続編を選択。その後、監督選びが再開されるとプロデューサーでもあるブラッド・ピットが『セブン』や『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』などタッグに定評のあるデヴィッド・フィンチャーに接触したことが報じられていた。
しかしデヴィッド・フィンチャーは『エイリアン3』での経験から大の続編嫌いであることも有名。
それでも交渉のテーブルに付いているとされるパラマウントの新CEOジム・ギアノーパロスは『ゴーン・ガール』やフィンチャーがプロデュースするNetflixドラマ『Mindhunters』でも共に仕事をしており、信頼関係はすでに構築されている。
またパラマウントは正式なコメントを出していないものの、新CEOは近日中にも契約が成立するとの見方で、2018年の第1四半期にも撮影を開始したい意向を持っているとされる。
デヴィッド・フィンチャーが監督する『ワールド・ウォーZ』続編は実現するのか?
『ゴーン・ガール』以降、映画よりドラマに専心している印象のあるフィンチャーが、ゾンビ映画で再び衝撃を与えてくれることに期待です。
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