ジェームズ・キャメロン、『アバター2』の2018年公開は「絶対にない」
これまで続編情報が何度も伝えられるも一向に完成する雰囲気が伝わってこないジェームズ・キャメロン監督による『アバター』続編について、キャメロン監督本人がインタビューの中で「『アバター2』の2018年公開はない」と語っていることがEWに掲載されています。
当初は2014年に『アバター2』が、2015年に『アバター3』が公開予定で、とっくに『アバター』トリロジーは完成しているはずでしたが、公開予定日なんて屁とも思っていないキャメロン監督らしく、2017年の今でも撮影は開始されていない。
というわけで期待された2018年での『アバター2』公開はキャメロン監督本人に完全否定されてしまいました。
「とにかく2018年なんてありえない。そもそも我々は公開日を公表していない。こういうのはリズムがあるって理解してもらいたい。実は『アバター2』だけを製作する気はなく、3も4も5も一緒に作るつもりなんだ。これはかつてない大掛かりな企画だ。三峡ダム(世界最大のダム)を作るみたいなものさ」
キャメロンにとっての『アバター』は巨大ダムみたいです。ダム男。
「私は次の8年間でどこに向かおうとするのか把握している。真剣に取り組めば、このスケジュールは不条理というわけではない。第1作を作るのに4年半もかかったのに、今度は4作品作ろうとしているんだ。我々は今が最高潮なんだ。もうすぐフルタイムで取り組むことになるだろう。クリーチャーやセットのデザインもすごくいい。本当に素晴らしいんだ。その世界を早く共有したいと思うが、観客が楽しめる要素をしっかりと盛り込まないといけない。それでも時が来ればカーテンを開けることになるよ。」
配給も担当する20世紀フォックスは『アバター2』の公開を2018年に、『3』を2020年、『4』を2022年、『5』を2023年に 予定していましたが、その最初は延期されることが決定的となりました。
ここまで来れば急かすこともないですが、『アバター』シリーズが幻のダム計画みたいに終わらないことを祈ります。
[ad#ad-pc]
コメント