第88回アカデミー賞の受賞作が決定しました。『レヴェナント:蘇えりし者』が主要3部門で受賞し、ディカプリオもオスカーを受賞。そして『マッドマックス/怒りのデス・ロード』も最多6部門受賞するも、作品賞は『スポットライト 世紀のスクープ』へ。
作品賞
・『スポットライト 世紀のスクープ』◯
・『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
・『レヴェナント:蘇えりし者』
・『オデッセイ』
・『Brooklyn』
・『マッドマックス/怒りのデス・ロード』
・『ブリッジ・オブ・スパイ』
・『ストレイト・アウタ・コンプトン』
・『ルーム』
監督賞
・アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『レヴェナント: 蘇えりし者』◯
・アダム・マッケイ『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
・トム・マッカーシー『スポットライト 世紀のスクープ』
・ジョージ・ミラー『マッドマックス/怒りのデス・ロード』
・レニー・アブラハムソン『ルーム』
主演女優賞
・ブリー・ラーソン『ルーム』◯
・シアーシャ・ローナン『Brooklyn』
・ケイト・ブランシェット『キャロル』
・シャルロット・ランプリング『45 Years』
・ジェニファー・ローレンス『Joy』
主演男優賞
・レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント: 蘇えりし者』◯
・マイケル・ファスベンダー『スティーブ・ジョブズ』
・エディー・レッドメイン『リリーのすべて』
・ブライアン・クランストン『Trumbo』
・マット・デイモン『オデッセイ』
助演女優賞
・アリシア・ヴィキャンデル『リリーのすべて』◯
・ケイト・ウィンスレット『スティーブ・ジョブズ』
・ジェニファー・ジェイソン・リー『ヘイトフル・エイト』
・ルーニー・マーラ『キャロル』
・レイチェル・マクアダムズ『スポットライト 世紀のスクープ』
助演男優賞
・マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』◯
・シルベスター・スタローン『クリード チャンプを継ぐ男』
・クリスチャン・ベイル『マネー・ショート 世紀の大逆転』
・マーク・ラファロ『スポットライト 世紀のスクープ』
・トム・ハーディ『レヴェナント: 蘇えりし者』
脚色賞
・チャールズ・ランドルフ、アダム・マッケイ『マネー・ショート 華麗なる大逆転』◯
・ニック・ホーンビィ『ブルックリン』
・フィリス・ナギー『キャロル』
・ドリュー・ゴダード『オデッセイ』
・エマ・ドナヒュー『ルーム』
脚本賞
・ジョシュ・シンガー、トム・マッカーシー『スポットライト 世紀のスクープ』◯
・マット・シャルマン、イーサン・コーエン、ジョエル・コーエン『ブリッジ・オブ・スパイ』
・アレックス・ガーランド『Ex Machina』
・ピート・ドクター、メグ・レフォーヴ、ジョシュ・クーリー『インサイド・ヘッド』
・ジョナサン・ハーマン、アンドレア・ベルロフ『ストレイト・アウタ・コンプトン』
撮影賞
・エマニュエル・ルベツキ『レヴェナント: 蘇えりし者』◯
・ロジャー・ディーキンス『ボーダーライン』
・エドワード・ラーチマン『キャロル』
・ジョン・シール『マッドマックス/怒りのデス・ロード』
・ロバート・リチャードソン『ヘイトフル・エイト』
作曲賞
・エンニオ・モリコーネ『ヘイトフル・エイト』◯
・トーマス・ニューマン『ブリッジ・オブ・スパイ』
・カーター・バーウェル『キャロル』
・ヨハン・ヨハンソン『ボーダーライン』
・ジョン・ウィリアムズ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
視覚効果賞
・『Ex Machina』◯
・『マッドマックス/怒りのデス・ロード』
・『オデッセイ』
・『レヴェナント:蘇えりし者』
・『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
編集賞
・『マッドマックス/怒りのデス・ロード』◯
・『レヴェナント:蘇えりし者』
・『スポットライト 世紀のスクープ』
・『マネー・ショート 華麗なる大逆転』
・『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
長編アニメ賞
・『インサイド・ヘッド』◯
・『思い出のマーニー』
・『Anomalisa』
・『映画 ひつじのショーン ~バック・トゥ・ザ・ホーム~』
・『父を探して』
外国語映画賞
・『サウルの息子』(ハンガリー)◯
・『エンブレイス・オブ・サーペント(英題)』(コロンビア)
・『裸足の季節』(フランス)
・『ディーブ(原題)』 (ヨルダン)
・『ア・ワー(原題)』(デンマーク)
ドキュメンタリー長編賞
・『エイミー(原題)』◯
・『カーテル・ランド(原題)』
・『ルック・オブ・サイレンス』
・『ニーナ・シモン ~魂の歌』
・『ウィンター・オン・ファイヤー:ウクライナ、自由への闘い』
[ad#ad-pc]
ということで今年のアカデミー賞は幕を閉じました。『レヴェナント:蘇えりし者』の主演男優賞、監督賞、に続く作品賞受賞を阻止したのは『スポットライト 世紀のスクープ』でした。残念ながら『マッドマックス/怒りのデス・ロード』は期待された監督賞、作品賞ではオスカーに届きませんでしたが、6部門での最多受賞を記録。
作品賞を受賞したのが『スポットライト』というのは嬉しいです。インディペンデント配給作ながらも2015年を代表する映画に選ばれました。
それでもやはりアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥとエマニュエル・ルベツキが2年連続で受賞したことと、そしてディカプリオが悲願のオスカーを受賞したことが今年のアカデミー賞の象徴となりそうです。
コメント