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映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

「キャプテン・アメリカ」のクリス・エヴァンズ、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』について語る。

クリス・エヴァンズ、シリーズ最新作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』について語る。「一人一人の苦悩を描くというより、チーム全体の葛藤を描いている」

Avengers Age of Ultron Captain America Chris Evans Poster

「COLLIDER」にキャプテン・アメリカことクリス・エヴァンズのインタビューが掲載されましたので翻訳してみます。インタビュー音声はこちらから(COLLIDER)。

ー『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ではキャプテン・アメリカの役割は『ウィンター・ソルジャー』からどれほど進んだの?

クリス・エヴァンズ:彼は調整役だね。知っての通り「S.H.I.E.L.D」は崩壊し頼るべき組織はなくなった。でもそのことが彼にとってリーダシップを発揮する契機ともなったと思う。誰からも命令されなくなったことで、他のメンバーとの結束や意気込みに対して問題視する必要がなくなったんだ。でもそれは同時に彼がより他のメンバーとの関係を深めることも意味するわけで、アベンジャーズのダイナミックさに拍車をかけることにもなるんだ。でも『アベンジャーズ』では個別のキャラクターに深く言及することは出来ない。自然ななり行きとして、チームの闘争が翻って個人の戦いを意味することになるんだ。個別の闘争を深く映画ていたらいくら時間があっても足りないからね。

ー『ウィンター・ソルジャー』の終わり、キャップは自分自身のミッションに向かいますよね。それは関係してきますか?

クリス・エヴァンズ:それについては言えない。

ーどのようにチームのダイナミックさは進化し、どれほど関係は進展しましたか?

クリス・エヴァンズ:それについても答えるのが難しいな。君だってあまり多くのプロットを明かされたくないだろ。

ー聞いたことは内緒にするから、全部語ってよ。

クリス・エヴァンズ:マジかよ!わかったよ。そうだな・・・皆それぞれの過去を持っているね。例えばスカーレット・ウィッチは他の誰かの頭のなかに入り込むことができる。その彼女の能力のために、皆が自分自身の個人的な問題や自分が産み出した悪魔と向き合うことになり、それが個人だけでなくチームの葛藤と結びつくんだ。だからあまり各キャラクターの個人的な領域には深く踏み入れたくないんだ。

ーこれで「キャプテン・アメリカ」を演じるのが4度目となりますが、どんな気分ですか?

クリス・エヴァンズ:最高だよ。最初の映画では心配したよ。2度目(『アベンジャーズ』)では多くの素晴らしい俳優に囲まれて怯えているようにも見た。でも『ウィンター・ソルジャー』ではやっと自分の足で歩くことを覚え、彼のキャラクターも大いに進歩した。自分の意見を言う時も大きな声で自己主張するようになったね。それもこれもルッソ兄弟(監督)が素晴らしくて、心からあの作品を愛しているんだ。それらは全て僕とキャップとの関係を強化する訓練期間みたいなものかもね。だから本当にこの役と巡り会えて幸運だと思うし、詳しくは言えないけど、本当に『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』が楽しみなんだ。

ー『ウィンター・ソルジャー』で描かれたスカーレット・ヨハンソンとの関係はどうなるのでしょう?

クリス・エヴァンズ:彼女自身の物語との関わりのなかで面白くなるよ。関係性は間違いなく存在するけど、それはもう出来上がってるよね。何か新しい進展というのはないんじゃないかな。でも二人の関係はすでに強固に確立されている。映画の始まりには二人の関係が描かれるけど、それよりも彼女自身の物語が描かれることになるよ。

ーアベンジャーズのメンバーで自分以外で一番のお気に入りは誰ですか?

クリス・エヴァンズ:難しい質問だな。自分自身はリストの一番下になるだろうね。でも男として、人間としては、スティーブ・ロジャーズを選ぶよ。アベンジャーズに関してはわからないよ。まあ、ソーはかっこいいね。それにアイアンマンも最高だよ。なんといってもロバート・ダウニーだしね。その一挙手一投足が最高だよ。チャンスがあるなら彼の仕事ぶりを注意深く観察すべきだ。今になってなぜ神様がダウニーにアイアンマンを与えたのかよくわかる。だって今こうして僕らがいるのも最初のアイアンマンの成功があってこそだしね。そしてマーク・ラファロ。彼は何をやってもユニークで興味深いものに仕立ててしまうんだ。素晴らしい配役だよ。もし過去に誰がハルクを演じるべきかと尋ねられたら答えるのは難しかったけど、今はもう彼しかいない。彼も大好きだよ。みんな素晴らしい。ポール・ベタニーもね。ちょうど彼とのシーンを撮影したばかりだけど、最高だったよ。もう最高なんだ、彼は。きっと誰もはそう思うはずだよ。

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ということでクリス・エヴァンズのインタビューの一部でした。全部訳そうとも思いましたが、かなり長くなるので抜粋となりました。すみません。

キャップの魅力とは、清廉潔白なキャップのパブリックイメージと実際のクリス・エヴァンズが醸し出すいい意味での「チャラ」さの絶妙なバランスだと思うのですが、今後のより一層彼の存在感はマーベル・シネマティック・ユニバースで発揮されることでしょう。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は全米公開は2015年5月1日、そして日本公開は7月4日です。

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参照記事:COLLIDER

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