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映画ジャーナル<ビーグル・ザ・ムービー>

『つばさ』から『インターステラー』までの歴代アカデミー賞視覚効果賞の歩み

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VFXの進化の歩みがわかる動画が公開されました。第一回アカデミー賞で最優秀作品賞と技術効果賞(今の視覚効果賞)を受賞した『つばさ』(1927) から『インターステラー』(2014)までのスーパーカット集です。

アカデミー賞視覚効果賞の歩み

一般的にアカデミー賞視覚効果賞は目立たない存在ですが、同時にアカデミー賞の主要賞とはあまり縁のない大作映画にも門戸が開かれているため「映画技術」という側面からは時代の最先端が垣間見えて興味深いです。

同時代的な見方では『ジュラシック・パーク』(1993)でVFXの本格的な革命が始まり、『マトリックス』(1999)でその違和感はほとんどなくなり、『アバター』(2009)で現実を完全に超えたという印象です。こうして並べてみると、いわゆる「ブレイクスルー」となった作品がよくわかります。その時代に生きていなくても『2001年宇宙の旅』(1968)はやっぱりすごかったことはわかるし、『ロジャー・ラビット』(1988)や『ベイブ』(1995)も偉大な作品なのです。

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今年のアカデミー賞視覚効果賞には『マッドマックス/怒りのデス・ロード』『オデッセイ』『レヴェナント:蘇えりし者』『スターウォーズ/フォースの覚醒』そして『Ex Machina』の5作がエントリーしています。

日本では未だに公開の目処が立っていた『Ex Machina』の奮闘に期待したいところですが、ここはやはり『マッドマックス/怒りのデス・ロード』『スターウォーズ/フォースの覚醒』の一騎打ちという感じでしょうか。『レヴェナント:蘇えりし者』ではディカプリオをむしゃむしゃ食べるクマという恐ろしいエフェクトがありましたが、他で頑張れる作品なので遠慮してもらいましょう。

個人的には『マッドマックス/怒りのデス・ロード』に一票です。

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