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ロバート・ダウニーJr、『キャプテン・アメリカシ:シビル・ウォー』は「スティーブ(キャップ)の物語」と語る

『アイアンマン』のロバート・ダウニーJrが自身も出演する『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』について語る。「シビル・ウォーはスティーブ(キャプテン・アメリカ)の物語だ」

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これまでマーベル・シネマティック・ユニバースの中心キャラだったアイアンマンとキャプテン・アメリカの軋轢が表面化することになると思われる2016年公開の『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』についてロバート・ダウニーJrが語りました。スパイダーマンの初登場も噂されるだけに注目です。

基本的にはこれはスティーブの物語だ。『アイアンマン:シビル・ウォー』じゃないだろ。

そして本作ではキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズを演じるクリス・エヴァンズがより深くキャラクターに入り込むことになるという。

思うに、クリス・エヴァンズはずっとキャプテン・アメリカの内側や影のような面について演じたかったんじゃないかな。コミックスでは、表面上はキャプテン・アメリカは誰からも好かれる野球やアップル・パイのような存在だけど、実はその内側には時代に取り残された男として波立つような何かがあるはずなんだ。きっとそういった部分が描かれるはずだ。それは何か過去にやるべきことだったのかもしれないし、現代風になる誰かについてなのかもしれない。

『シビル・ウォー』では悪役となる可能性が噂されるアイアンマンだが、その点については『アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン』の関係から何も答えなかったという。しかし前作『ウィンター・ソルジャー』が現代アメリカを強く風刺した作品だったが、『シビル・ウォー』も現代のパラレル世界として描かれるのだろうか。

トニー・スターク(アイアンマン)の行く末については『アベンジャーズ :エイジ・オブ・ウルトロン』にヒントがある。いわゆる右翼的な男であるトニーの立場を、一体何が変えてしまうことになるのか。現実世界の政治状況が思うように変化しなかったといって、トニーがワシントンまで行き「よしサインするよ」という訳ではない。それは現実世界の一部と繋がったもので、これが現実に起きたらアメリカ政府はどう行動するだろうか、とか想像もしないような行動をトニーがとったら、とかそういったこととの繋がりなんだ。

先日決定したスパイダーマンのマーベル合流の舞台となると言われている『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』ですが、『ウィンター・ソルジャー』同様にかなりシリアスなテーマを扱いこととなるのでしょうか。そしてアイアンマンがどうなってしまうのか、などなど興味は尽きません。

『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』は2016年5月6日全米公開予定。

参照記事:COLLIDER

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