マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作原作小説を映画化する『沈黙 -サイレンス-』から予告編が初公開!日米最高のキャストとスタッフで挑む人間存在の価値とは?
『タクシードライバー』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ監督が、戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の「沈黙」を映画化する『沈黙 -サイレンス-』の予告編が初公開されました。
「沈黙」は17世紀江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、日本にたどり着いた宣教師の目に映った想像を絶する日本を舞台に、人間にとって本当に大切なものとは何かという問いを、壮大な映像で描く歴史大作。
アカデミー賞への期待もかかる話題作。
『沈黙-サイレンス-』でアンドリュー・ガーフィールドが演じるのはポルトガル人の若き宣教師ロドリゴ。
日本に渡ったフェレイラ(リーアム・ニーソン)が棄教したとされる師の真実を確かめるために同僚のガルペ(アダム・ドライバー)と共に日本を目指す。長い旅の中継地であるマカオで出会った日本人キチジロー(窪塚洋介)に導かれ、長崎へとたどり着く。無事に到着したのもつかの間、苛烈な切支丹弾圧を行う長崎奉行の目を逃れ、敬虔な信者であるモキチ(塚本晋也)らが暮らすトモギ村に匿われることになる。
そして一度は神に誓ったはずの信念が、やがて訪れる過酷な試練を前にもう一度試されることになる。
予告編からでもヒリヒリするような緊張感が伝わってきます。
構想から28年、マーティン・スコセッシ監督の念願がついにスクリーンに映されます。
『沈黙-サイレンス-』には主演のアンドリュー・ガーフィールドをはじめ、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバーという実力派キャストに加え、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシらも参加。
映画『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日から日本公開。
日本近代文学の金字塔を世界的巨匠はどう描くのか注目です。
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