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マーティン・スコセッシ監督作『沈黙 -サイレンス-』から窪塚洋介と浅野忠信が登場する場面写真が公開!

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『沈黙-サイレンス-』2017年全国ロードショー 配給:KADOKAWA Photo Credit Kerry Brown

マーティン・スコセッシ監督作『沈黙 -サイレンス-』から窪塚洋介演じるキチジロー、そして浅野忠信演じる通辞が登場する場面写真が公開!

ハリウッドを代表する巨匠マーティン・スコセッシ監督が戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の「沈黙」を完全映画化する『沈黙 -サイレンス-』から窪塚洋介演じるキチジローと浅野忠信演じる通辞が写る場面写真が初公開されました。

17世紀江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるために日本にたどり着いたポルトガル司祭の苦難を描く本作には、主人公の若き司祭ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライバー)同様に日本からも重要な役として窪塚洋介と浅野忠信が出演。

日本を目指した二人の司祭の案内人として登場するキチジローは、物語のテーマである信仰の尊さを描くうえで重要なキャラクターとして登場する。弱き人間だからこそ必要とされる信仰の価値を体現するキチジロー。彼を演じた窪塚洋介に対しスコセッシ監督は「力強く演じているだけではなく、心から正直に演じていて、役を心底理解していた。目の前でキチジローが作り上げられていくのを目の当たりにした」と絶賛。

今回解禁されたのは、山中で木の枝を持ったキチジローの姿をとらえた場面写真。

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『沈黙-サイレンス-』2017年全国ロードショー 配給:KADOKAWA Photo Credit Kerry Brown

そして長崎奉行に捕らえられたロドリゴに棄教を迫る通訳の通辞役の浅野忠信は、近年『マイティ・ソー』や『バトルシップ』といったハリウッド作品への出演で培った流暢な英語を本作でも披露。マーティン・スコセッシ監督が「彼はキチジロー役のオーディションを受けたが、過去の出演作品を観て、通辞役が良いのではないかとオファーした。結果はパーフェクトだった」と賞賛するように、信仰への希望と挫折の両方を経験した通辞の複雑な感情を演じる浅野忠信の演技にも注目。

今回公開された写真では長崎の奉行屋敷での一幕が切り取られている。

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『沈黙-サイレンス-』2017年全国ロードショー 配給:KADOKAWA Photo Credit Kerry Brown

かつてカトリックの司祭を目指したこともあるマーティン・スコセッシ監督にとって『ミーン・ストリート』以降の作品にも色濃く投影されている彼自身の宗教観の集大成となることが期待されている『沈黙 -サイレンス-』。スコセッシ監督が四半世紀に渡って映像化を熱望した本作もついに完成となります。

また窪塚洋介と浅野忠信のふたりの他にも、日本からはイッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシらも出演。

マーティン・スコセッシ監督作『沈黙 -サイレンス-』は全米では2016年12月12日から限定公開。そして日本では2017年1月21日より公開です。

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