アメリカのケンタッキー州に暮らす女性と暮らしていた一匹のビーグル犬(!)が迷子になってしまってから、17ヶ月ぶりに家族と再会するという奇跡が起こった。
主人公は7歳になるビーグル犬サッシー。サッシーはある日、家の近くで迷子になってしまい、飼い主の懸命な捜索にも見つけることができなかった。飼い主の女性は、車に轢かれてしまったのかもしれないと思い至るまでになった。
それでもサッシーは生きていた。シェルターに保護されていたサッシーは、その後、ケンタッキー州からウェストヴァージニア、そしてペンシルバニア州まで里親のもを約650キロも転々としていた。この間、17ヶ月。
本来ならサッシーがケンタッキーの自宅に戻ることは不可能とも思える状況だが、たった米粒ほど大きさの科学技術のおかげでサッシーは晴れて我が家に辿り着いた。
里親となっていた女性がサッシーを病院に連れて行くと、サッシーに埋め込まれていたマイクロチップの存在が判明したのだ。そのチップをもとにデータベースと照合すると、サッシーと飼い主に関する全ての情報が明らかになった。
そのおかげでサッシーは飼い主の女性と再会。17ヶ月、650キロにも及んだ放浪の旅はそこで終わった。
▼それを伝えるNBCニュース▼
飼い主の女性は言う。「どれだけ絶望的な状況に見えても、そこにはしっかりと希望があるの。諦めてはダメなのよ」
日本でこのマイクロチップがどれほどの割合で運用されているのか分かりませんが、飼い主と再会できず保護されたまま殺処分されるという悲劇が現在の日本では起こり得ること考えれば、広く浸透することを望みます。
とにかくお疲れさまでした。
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参照記事:NBC
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