7/21-23の全米Box Officeは映画『ダンケルク』が5050万ドルのデビューで初登場首位を獲得!
『インセプション』『インターステラー』のクリストファー・ノーラン監督最新作『ダンケルク』が観客からの期待と、批評家からの高い評価を受けて5050万ドルの興収で初登場首位を獲得しました。
戦争映画としてすでにクリント・イーストウッド監督作の『アメリカン・スナイパー』と比較されるほどで、全米でどこまで数字を伸ばせるのかに注目。そして全米を除いた地域でも5500万ドルを稼いでおり、トータルでは1億590万ドルになっている。
映画『ダンケルク』は2017年9月9日に日本公開。
2位も初登場『Girls Trip』
コテコテの大作映画がランキングの上位を占める中、『ベスト・マン』シリーズや『バーバーショップ3リニューアル!』のマルコム・D・リー監督によるコメディ『Giirl Trip』が1900万ドルの制作費に対して3037万ドルの興収デビューで初登場2位を獲得しました。
出演は『シカゴ』のクィーン・ラティファやウィル・スミスの妻で『マトリックス』シリーズでも有名なジェイダ・ピンケット=スミスなど。
3位は『スパイダーマン:ホームカミング』
全世界で大ヒットを飛ばす『スパイダーマン:ホームカミング』は公開3週目は2201万ドルの興収で3位にランクダウン。それでも全米累計で2億5000万ドルを突破し、全世界合計では5億7171万ドルに。
映画『スパイダーマン:ホームカミング』は8月11日に日本公開予定。
4位から10位まで
4位、『猿の惑星: 聖戦記』
5位、初『Valerian and the City of a Thousand Planets』
6位、『怪盗グルーのミニオン大脱走』
7位、『ベイビー・ドライバー』
8位、『The Big Sick』
9位、『ワンダーウーマン』
10位、『Wish Upon』
ということで今週最大の衝撃はリュック・ベッソンがヨーロッパコープの命運を賭けて大出血製作した『バレリアン(仮題)』が1700万ドルのデビューで大苦戦していること。全米での苦戦は予想されていましたが、一度もスポットを浴びることなく沈没していきそうな雰囲気です。ヨーロッパそして中国でどこまで健闘できるか。
一方で7月も終わりに近づき夏の大作映画も大方出揃った状況。今週末には絵文字映画『The Emoji Movie』やシャーリーズ・セロン主演の『アトミック・ブロンド』が全米公開されます。注目です。
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