『スターウォーズ フォースの覚醒』を監督するJ・J・エイブラムスが予告編で見せたライトセイバーについてや、製作が難航する『スタートレック3』について語る。
2015年最大の話題作である『スターウォーズ フォースの覚醒』を監督するJ・J・エイブラムスが視覚効果協会賞へ出席した際に、先日公開された予告編の影響や、本作に携わるまで監督をしていた『スタートレック』について語った。
まず予告編のなかでの大きな話題となったのがライトセイバーについて。
何が面白いって、ライトセイバーが予告編で登場してから熱狂的なファンから矛盾するようなメールを山ほど受け取ったことだよ。もう正気じゃないって感じで、ほとんど理解不能だった。映画を製作していて一番面白かったのが、この手の議論だよ。
なぜオリジナルのライトセイバーを使用しなかったのかという質問には「長い話だよ」と煙に巻くも、同じような議論は製作過程でも起きていたようだ。
デザインに関しては論争があったよ。この手のことには論争は不可欠だし、僕らがしてきたような議論をファンがしているのを見るのは楽しいよ。もちろん逆も然りだね。
また本作では多くのCGエフェクトが使われていることも認めた。
言うまでもなく多くのCGが使われているよ。そのコンビネーションを楽しみにしてもらいたい。でも重要なこととして、僕らは可能な限りのセットも活用しているということだ。本当に起きた出来事が持つ説得力のある質感を表現している。野外でのシーンであれ、巨大なセットを使用したシーンであれ、それはブルーバックではなく、しかるべき場所で撮影したものだよ。これはとても重要なことだよ。
そして2017年から2年ごとに作られるエピソード8、9の監督にはJ・Jではなく、ライアン・ジョンソンが起用されることが発表されたことについて。
エピソード8と9は僕のベイビーだ、なんて一言も言ってないよ。ライアンは少なくともエピソード8を監督するだろうね。そして僕は製作総指揮をするんだ、すごいだろ。
そして自身がリブート作を手がけた『スタートレック』から予定されていた監督降板したためにサイモン・ペグが脚本の練り直しに加わることに関しては、
サイモン・ペグと少しだけストーリーについて話し合ったよ。彼は素晴らしいアイデアをいっぱい持っている。彼が新作『スタートレック』に関して素晴らしい仕事をすることは信じて疑わない。だから彼に任せるだろうね。
『スターウォーズ』に乗り換えたJ・Jだが『スタートレック』にもプロデューサーとして関わることが決定している。
期待と不安が半分半分の新作『スターウォーズ』。結果がどうあれ今年の終わりには新しいスターウォーズ・サーガが観られることには違いないので、ただただ楽しみに待ちましょう。
参照記事:COLLIDER
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